見出し画像

10月16日のルメール先生(回顧)

10月16日にルメール騎手が騎乗した新馬戦以外のレースを簡単に回顧したいと思います。当日は東京競馬場で観戦してきました。

2R未勝利芝1400mヴェールアンレーヴ(牝2)2人気2着でした。パドックでは首をリズミカルに動かして調子良さそうでした。レースはスタートを上手にでて行きたがる素振を見せましたが、鞍上が上手く宥めると折り合い1人気馬をマークして4番手で追走。直線外から追い込み馬が来るも前を交わして3着。最初行きたがったのが気になりますね。1400mが限界でしょうか。新潟の芝1200mを使ったら面白そうです。

7R3歳1勝芝1600mレッドノア(牡3)1人気1着でした。パドックは+12でも足取りは軽くキビキビとした歩様でした。レースはスタートを決めてから外目好位を追走し、直線抜け出すとスリートップキズナ食い下がってくるが押さえ込んで勝利。上のクラスでも楽しみです。

8R3歳2勝芝2400mペレ(牝5)2人気5着でした。パドックはキビキビとした歩様で見栄えは良かったです。レースはスタートも良く3番手追走しましたが、直線全く伸びませんでした。もう走る気がないのかもしれません。武豊騎手がいうところの「お母さんモード。」に入ってしまったのでしょうか。

10R白秋S3歳3勝芝1400mスカイグルーヴ(牝4)1人気1着でした。パドックは鶴首二人引きで気合い乗り十分。ルメール騎手が1枠1番をどう処理するか楽しみでしたが、万全の騎乗でしたね。4番手を追走して直線抜け出すと後続を完封。これぞルメールという騎乗でした。次はまた1600mに挑戦するのでしょうか、楽しみです。

11RGⅡアイルランドT府中牝馬S芝1800mドナアトラエンテ(牝5)3人気4着。パドックは-12で多少腹が巻き上がって見えましたが、大人しくリズミカルに歩いていました。レースはルメール騎手にしては珍しく中段後方から、直線内に進路を取るもじわじわとしか伸びず4着と敗れてしまいました。-12キロは敗因ではないと思います。まだ重賞で実績のない馬でしたからよくやった方なのではないでしょうか。このレースで驚いたのはデゼルが前で競馬をしたことですね。陣営からの指示だったのか、鞍上の判断だったのかはわかりませんが、個人的にはもったいないレースだったと思います。

当日生で観戦した感想としましては、みなさんが仰っている様に東京コースでのルメール騎手の手綱捌きは格別に上手いということです。特に印象に残っているのが10Rのスカイグルーヴですね。今の東京芝コースは内が良いので、4角を回って直線を向いた時にポジションが悪いと出てこれない状況になってしまう傾向がありました。ルメール騎手もそれを承知で前につけて勝たせるのですから素直にすごいと思います。スカイグループは返し馬でも馬が気持ち良さそうに走っていましたので調子も良かったのだとは思いますが、それでも馬の気持ちを損なわずに前につけて勝利へと導けるのは流石です。馬券は余計なレースを買ってマイナスでしたが楽しい1日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?