【 ”バーキン”も”100均”も機能は同じ 】
エルメスのバーキンは、
現在ではただ高価なだけでなく、
もはやいくらお金を出しても
なかなか買えないものらしいです。
しかし、
100万円のバーキンでも、
100円均一の100円バッグでも、
カバンとしての、
”物を入れられる機能”
は、変わりません。
それでもなぜ、
人々はバーキンを買うのか?
よく言われるのは、
「メリットやベネフィットだ!」
「その商品を購入した未来だ!」
「その商品を買った時の感情だ!」
このように言われますが、
本来はここではありません。
「消費の目的」
に注目をする必要があります。
消費者が、
なぜその商品を購入するのか?
ということです。
マーケティングの基本的な
考え方ですが、
消費の目的は、
「機能性→情緒性→記号性」
へとシフトしていきます。
物を入れるというのは、
カバンの”機能性”です。
バーキンのように、
一つ一つ手作りで手間暇をかけ、
デザインもおしゃれです。
それがカバンの”情緒性”です。
そして歴史的に180年も続く、
歴史的価値もあるエルメスで、
高価な印象を持たれています。
カバンの”記号性”です。
分かりやすく言えば、
”ブランド”ということです。
すると、
「記号を消費する」
ように見えますが、
実は、
「記号と記号の差異」
を消費しています。
これを、
”差異的消費”と言います。
バーキンを持っていることによって、
”他の人とは違うステイタス”
を、得ることができます。
人々は、
記号を所有することで発生する
差異を購入しているのです。
事業を行う上で、
この”記号性”を認知させていくために、
我々も活動をする必要があるのです。
逆に言えば、
”記号性”を認知させられないような
サービスや商品、
そして会社や個人は、
今後生き残るのは難しいのです。
消費社会であり、
飽和の時代である現在だからこそ、
商品やサービスが良いことは、
もはや大前提であり、
”記号性”を認知させるための、
ブランド力が必要になるのです。
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