生きてるってすごい
コロナになって、すべてがしんどかった。
体がだるい、ごはんが食べれない、授業が進む、課題ができない。
すべてがしんどかった。
でもその分、生きてるってすごいと感じた。
めちゃくちゃ水を飲んだ。
2Lのポカリが半日でなくなるくらいのペース。
寝て、起きて、ご飯食べて、寝て、起きてを永遠に繰り返しても全然回復しなくて、昼間はちょっと良くなっても夜になるとまた39度台になる。しんどい。
なんにちも何日も、苦しい、良くならない、しんどい、授業が始まるのに行けなくてしんどい、熱で関節痛がしんどい、これらを永遠に繰り返した。
熱が39度7分あると分かった瞬間、地元から母が来てくれた。
私が夜、関節痛があまりに関節痛が痛すぎて寝れない夜はずっとマッサージしてくれたし、鼻が詰まって咳が止まらない夜でも話を聞いてくれた。本当に感謝してもしてもしたりない。
健康はありがたい。
人はおそらく「健康」な状態がデフォルトではない。
「生きている」「健康でいる」のはすごい奇跡のバランスで存在している。
健康で無事な明日が何もせずとも来る、と考えるのは大間違いである。
なぜ生きているかというと、お金や名誉のためではなく、幸せに生きるため。
寝すぎて寝れない、でも眠る以外体力が無くて何もできない。布団に入って天井を見ることしかすることがない、
その時本当に身に染みて感じた。
そして病気になっても看病してもらえない全国の大学生や一人暮らしの人、コロナ禍で苦しんだすべての人、今まで病気で生きてきた人に思いを馳せた。