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アラフィフが基本情報技術者試験に合格した話

久しぶりのnote記事です。
4月から通い出したプログラム関係の職業訓練校、の前半の目標基本情報技術者試験に無事合格いたしました。

いやぁ、ほんと落ちると思ってました。

特に科目B。

全然わからなかった。

本当にわからなかった。

1問も「解けた!!」という実感がなくて「解けた…ような気がする…」って思ったのも3問程度。
セキュリティの問題も「これは間違いない!」という手応えが全くなかったので当たってたらラッキーくらいの感覚。

500点切ると確信してたのにどういう点数の配分してるのか謎謎です。(簡単な問題ほど点数の配分が高いのかな?)

そんなわけで自分もこの資格に向けて色々思ったこと、勉強方法、使った参考書、などを書き留めておこうと思った次第です。


* 結論

受験するなら早めに受けた方がいいかなって思います。

理由は2つ。ひとつは

試験方式がCBTに変わり、今は合格率が上がっているということ。

以前の筆記式の時は合格率30%程度だったのだけど、今は40%超え。
ということは、問題が以前より簡単になっている、と考えられます。
毎月受けれるようになったとか、そういうのも関係してなくはないと思うんだけど、これから調整が入って以前の30%台に落ち着くだろうという予想を至る所で目にしました。
と、いうことは調整されて難しくなるという可能性が大きいのでは、と思いました。

もう一つは

過去問が公開されなくなったということ。

あとの勉強方法のところにも書こうと思ってるんですけどやはり過去問道場での勉強は外せないと思ってます。
自分が受けたテスト、体感で 過去問3割・なんじゃこりゃ5割(内、読んだらなんとなく解けるかな、と 未知…となったのが半々くらい)残り2割はもろもろ、って感じだったんだけど、過去問が公開されなくなったということは「なんじゃこりゃ」な問題も実は公開されなくなった年の問題だったのかもしれない。
そう考えると過去問3割の比率は今後どんどん下がっていって、見たことのない問題ばかりになっていくんじゃないかと思った次第です。

そんなわけで受けるならまだ過去問道場で点数たくさん取れる今のうちがいいんじゃないかなぁ、と。

▼ 勉強方法

さて、次は自分の勉強方法と利用させてもらった動画、書籍、などを紹介していこうかと思います。
もちろん、自分はこうしたという一つの例というだけでこうしろ、とかそういうのはないです。少しでも誰かの参考になったらいいな、とは思いますが。

▶︎科目A

まず、自分は職業訓練校に通っていたのでテキストはTAC公式の基本情報の教科書(市販されていないやつ)を使いました。

補足にキタミ式を購入。


キタミ式、真面目に可愛くて自分は大好きです。他の教書は資格に合格することを念頭においた構成になっているけど、キタミ式はその元となる基本が載っているので、他の資格合格に重きをおいたものとは一線を画してると思います。
試験が終わっても置いといてもいいかな、と思う内容でした。

だがしかし、いかんせん文字が小さい

アラフィフの目には厳しいのであとで売り飛ばす予定がないのであれば電子書籍で拡大しながら読むのがいいと思います…笑

動画ではふっくゼミにさんにお世話になりました。


文系とか以前に最終学歴が高卒でしかも普通科でないとこを30年くらい前に卒業したやつの学力を侮るでない! 例えば下記の問題。

過去問道場様より


わっかんないんですよね〜!

説明とかみてもさらっと「これは公式に当てはめるだけなので簡単ですね!」とかで終わっちゃう。
自分としてはまず「そんな公式なぞ知らん」から始まって「なんでその公式を使ったら答えが出るのか」になって「その公式に何を当てはめたらいいのか」がわからないため、解き方はまぁわからんが答えだけは知っているという状態になるわけです。 

そこに彗星の如く現れたのがふっくゼミさんの公開動画だったわけですよ。

ふっくゼミさんはこの問題の解き方を3種類教えてくれました。うちひとつは「数えちゃえばいいんだよ!」と物理攻撃で叩きのめすのです。

目から鱗でした。

公式わからなくても解ける問題はそういう解説をしてくれるので自分には学がない…!って思ってる方には本当におすすめです。

ちなみに、ふっくゼミさん本も出しておられます。

購入した方には限定の動画が見られるそうです。
自分は動画との出会いが試験10日前だったので申し訳ないことに本を購入することはなかったのですが、もし無料で公開されている動画をみて相性がいいと思われた方は確認してみるのもいいかもしれません。


そして最後は絶対外せない、過去問道場


お世話になりました。試験合格時の網羅率と段位を貼っておきますのでどれくらい通い詰めたのかは想像にお任せします・笑

しかしこれでも800点いかなかった
ロングテールかよw


最後に自分なりに役に立ったことを一つ、共有しておきます。

MIPSとか伝送速度とか、あと問題によっては人日の計算とかには対比が有効だった、です。例えば

「1秒:100万命令=???秒:1命令」

みたいな使い方です。
これを編み出してからはほとんど解けなかった計算問題が多少は解けるようになりました。
記事が長々になってるので割愛しますが、計算問題は本当にこれで乗り切った気がします。

以上、科目Aの勉強方法でした。

▼科目B

科目B、まずは公式のサンプルを手に入れて解いてみましょう。そして

「ふむ、(解く以前に)(問題の文章自体が)何を言っているのかわからん」

となった方はこちらの動画をお薦めします。(自分がそのクチだった)


すっごく長いんですけど、自分はこちらの動画のおかげで問題の文章の基本的な読み解き方が理解できました。(しかし、だからといって解けるわけではない😭)

補強には[改訂新版]基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語トレーニングブック を利用。

正直応用の難しい問題は理解が及ばず解けませんでしたが、基本的なものは役にたちました。


ちなみに。
自分はプログラムを学んでいるためトレースは早くも上手くもないがある程度できるので購入は見送ったんですがこちらの教書、初めてトレースに触れる方には1番いいと思いました。
トレースの仕方とかあと、自分はリスト構造の問題が苦手なんだけど、そういう基本的なことはこちらの説明が1番理解しやすかったです。(おそらくですが、来月あたりに来年度版が出ると思われるのでそっちを狙うのも良きかと)


なので、もし今回落ちたらこちらの問題集を買うつもりでした。(9月の下旬発売でまだ予約受付中なので中身は確認してません。)


最後に。

いくら基本情報の試験に合格したからといって、年齢的にIT関係に就職はできないと言われてます。

でもせっかく学んでいるんだし、何か爪あとを残したかった。

その意味でこちらの合格は自分にとって意味のあるものでした。

毎日2〜3時間くらい、学校の後にも勉強して自分でも頑張ったな、って思います。

とりあえず新しい知識入れたら基本情報の勉強した知識が頭から追いだされるので(確実に歳のせい)、ついつい蔑ろにしていた授業の遅れを取り戻していこうと思います。

残り半年くらい、他にも爪あとが残せるように頑張りたいです。

これから受ける方に少しでも参考になれば幸いです。

基本情報のためのキャッシュがクリアされたため、頭の中はお花畑ですw(ガベージコレクション?)


余談ですが、級友はみんな次なる応用情報の勉強に進んでます。

でも自分はどうせIT業界に就職できるわけでもないので、ここで打ち止めて他の資格試験に挑戦したいと思います。😁

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