れんこん畑
麻機には、「あさはた蓮根」という、あの徳川家康公が好んで食したといわれる特産品があります。
「あさはた蓮根」の特徴は、粘り気が強く、糸を引くこと。そして、シャキシャキとした歯応えと、モチモチした食感!他のれんこんとは全く別物です。ぜひ、食べていただきたいのですが、なかなか市場に出回ることがありません。収穫期には麻機地域にあるスーパーや、じまん市をぜひチェックしに来てください。れんこん農家さんと直接つながるのも良いかもしれません。
なぜ、そんなおいしいれんこんが麻機で育つのか…
それは、地形に深く関係があるそうです。
麻機は、昔は沼地でした。
人の生活や暮らしの変化により、田んぼや畑に姿を変え、
その後今の姿「麻機遊水地」に整備されました。
昔から水の多い、この地は、
水生生物が堆積し、
フカフカした栄養分に富む土のため、
良質な蓮根ができるそうです。
とはいえ、ここで育てればどんな方法でも
おいしい蓮根が育つとは限りません。
麻機で昔から育てられている「あさはた蓮根」は、
手間暇がとってもかかっています。
4月から、れんこん畑も2年目に入りますが、
不作だった1年目の反省を生かし、
少しでも美味い「あさはた蓮根」に近づけるよう、
頑張っていきたいと思います!