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整える簿記 貸倒引当金

気持ちを整えるために始めた簿記学習。難解な簿記用語に四苦八苦ですが、覚えようとする間は単語に集中。気持ちを整えるのに役立つ気がします。毎日少しでも前へ。タイトルに簿記用語を入れないと自分で確認できないことに気づいて、今日からタイトルに簿記用語を入れることにしました。

これは初心者の学習記録です。誤りがあるかもしれませんので、この点はご容赦ください。

1.貸倒引当金

時間のない社会人の戦略として、読んで理解できる用語は飛ばして、わからない用語を集中して学習する作戦に。今日はそもそも何を言っているかわからない「貸倒引当金」という用語を使った仕訳ができるようにしたいとおもいます。

「貸倒」れとは、貸したお金が戻ってこない意味のようです。そして、仕訳ではステップ1として、戻ってこないお金に対して「貸倒損失」という仕訳をするようです。ここまでは何となくわかります。

「引当金」についても知る必要があるようです。これは、決算日を基準にお金が戻らないことをあらかじめ想定するお金全般と理解しました。

すなわち「貸倒引当金」は決算日に登場し、決算日に相手が倒産したら戻らないお金のうち、〇%を設定するようです。

例えば、売掛金100万円で貸倒引当金を売掛金の2%の2万円とする、というように、かなり少額を準備金とするイメージです。貸倒れを想定するなら半分くらい貸倒引当金になるのではと思ったりしますが、ここは問題にしたがって少し計算して求める必要がありそうです。

2.貸倒引当金繰入

そして、「貸倒引当金繰入」という単語が登場します。これは、貸倒引当金を貸方に記載することで出てきた単語です。費用を借方に記入する必要があるため、「貸倒引当金」とセットで覚えた方がよさそうです。「貸倒引当金」という単語に更に「繰入」という単語がされて、長い単語です。全然イメージがわかないのですが、貸倒引当金を計算したら、貸倒引当金繰入を意識する必要がある、と覚えることにしました。

3.注意点

貸倒引当金に残高がある場合を問題演習で知り、決算日に使う用語は、計算に注意が必要だと感じました。決算日に設定した額の他に、あらかじめ設定してきた残高がある場合、その差額を考慮して貸倒引当金を計算する必要があるからです。

設定額>残高の場合
決算日に設定した貸倒引当金が2万円
貸倒引当金の残高が1万円
の場合は、
2-1=1万円が貸倒引当金になり、仕訳の際に貸倒引当金繰入も1万円になるようです。

設定額<残高の場合
決算日に設定した貸倒引当金が2万円
貸倒引当金の残高が3万円
の場合は、
2-3=-1万円になるので、上記と仕訳が異なります。
この場合は、
貸倒引当金を1万円  にする、
貸倒引当金戻入1万円 という勘定科目を貸方に記入する、
という新たなステップが必要のようです。
また新しい単語の登場です。
繰入⇔戻入のイメージから無理やり覚えます。貸倒引当金繰入は、新たに増えるイメージだから借方、戻入はその逆だから貸方、この場合は貸倒引当金が減る、という感じで無理やり覚えます。

簿記の学習は、頭の中だけでなく、実際に手を使って計算してみないと覚えられない気がするので、このパターン練習は、計算練習を繰り返して覚えようと思います。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


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