家庭とバイクの両立は難しいの!?ー序章ー
はじめまして
「博多にわかライダー」です。
オイラには、目に入れると痛そうな「優しい妻」と、目に入れても痛くないと本気で思っている「可愛い娘」が1人いる!
バイクとの出会いは30歳の時。
若いころは四輪にはまり、夜な夜なAE86で峠に出かける生活を送っていたが、後輩から乗らなくなったSR400を譲ってもらったのを機に、どっぷりとバイクにのめり込んだ。
そして10万円で譲ってもらったフルノーマルのSR400は、みるみる原型が無くなり、気付けばゴリゴリのカフェレーサー仕様になっていた。
そんなある日、運命の女性と出会い、そこからはタンデムツーリングがデフォルトになった。
そして42歳で、奇跡的に結婚。
もちろん結婚してからも、SRでタンデムツーリングに行っていたのだが、ギリ加齢臭は出ていないながらも、体は初老と断言できる40代のオイラ。
セパハン&バックステップに、前下がりなペタンコシートのSRだと、妻の温もりを背中に感じる間もなく、腕、肩、首、腰が悲鳴を上げだす。
そもそも、カスタムする段階では、後ろに人が乗る想定ではなかった。
そんなSRでタンデムすると、当然妻の体重が背中にずっしりと乗ってくる。
朝からツーリングに出かければ、午前中にはダメージがMAXになり「もう帰りたい」・・・となっちゃう。
このストレスはいかんともしがたく、徐々にSRが嫌いになっていく・・・
結果的に乗る機会がどんどん減っていき、もうSRでタンデムはしたくない、となってしまった。
こういう感情が芽生えだすと、ロケット花火のように気持ちが急上昇するオイラ。それからは、他に良いバイクは無いだろうかと毎日のように物色を始めることとなった。
仕事中でも本屋を見つければ即入店。片っ端からバイク雑誌を読み漁る!
元来情報をインプットするのが大好きなオイラ。
チャンプロードからモーターサイクリストまで節操なく読む、見る、そして興奮する。
そんなある日、とうとう出会ってしまった。あの雑誌に。
男臭くてワイルドで、エロでキュートな折込みグラビアページ付きのあの雑誌。
その名は「VIBES」!
誌面に登場する人物たちは、生き方も、スタイルも、ハーレーも、全てにおいて「ただものじゃない雰囲気」を醸し出している。
間違いなく今までの人生で、一度も出会ったことがない人たちだ。
ページを進めると、
人目を気にせず凝視することは不可能なグラビアページが登場する。
さらにカスタムパーツや、中古車情報。
革、シルバーなどのアクセサリー類。
そして誰よりもマニアックで個性的な編集部の面々。
まったく読み飛ばすことが出来ないほど刺激的で、オイラはすっかりハマってしまった。
ただ1つ言わせてもらうと、
本屋のレジ担当が女性の場合、VIBESは非常に買い辛い。
なぜなら、表紙がとてもエロいからだ。
それでも買いたい気持ちは抑えられない。
こうして生まれた購入法が、本を裏返しにしてバーコードを見せるように手渡す方法だ
平静を装いジェントルな中年男性よろしく。
レジのあの娘がバーコードをスキャンしやすいようにね!
この雑誌「VIBES」との出会いが、「沼」にはまりだす第一歩となるのであった。
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