書物の帝国(購書日記2020.11.22)
書店で購入した本。
・生島治郎『頭の中の昏い唄』(竹書房文庫)
・ジョー・ヒル『怪奇日和』(ハーパーブックス)
・橘玲『文庫改訂版 事実vs本能』(集英社文庫)
・いとうせいこう『小説禁止令に賛同する』(集英社文庫)
・島村恭則『みんなの民俗学』(平凡社新書)
・内田樹『ポストコロナ期を生きる君たちへ』(晶文社)
・ジョエル・ベスト『社会問題とは何か』(筑摩選書)
・ナオミ・クライン『地球が燃えている』(大月書店)
・十三不塔『ヴィンダウス・エンジン』(ハヤカワ文庫JA)
・高野秀行『辺境メシ』(文春文庫)
・竹田人造『人工知能で10憶ゲットする完全犯罪マニュアル』(ハヤカワ文庫JA)
・いとうせいこう『小説禁止令に賛同する』(集英社文庫)
読了
・吉本ばなな『おとなになるってどんなこと?』(ちくまプリマ―新書)
おとなになってから読んだので、あーそうだよねと肯定してしまう内容であった。人生で疑問に思うことをどう素直に考えていくのか、特に知識のない子供たちにとって、吉本ばななさんの優しい眼差しが羅針盤になるに違いない。
・タラ・ウェストーバー『エデュケーション』(早川書房)
後程詳しく書く。これってサバイバルSF小説か?という内容のアメリカンドリームを叶えた女性の話。彼女にとっては、教育こそが家族という牢獄からの唯一の脱出口だった。『エア』とか『ダイヤモンド・エイジ』の主人公たちが教育を獲得していって、奮闘しながら、様々な呪縛から逃れ、さらなる高みに昇華していく過程に共感すること請け合い。無名の人だけど、良く死ななかったものだと本当、神の奇跡すら感じる。こちらも一気読みでした。
・田中俊之&山田ルイ53世『中年男ルネッサンス』(ベスト新書)
ちょうど年齢的に読んでおいて面白かった本。中年男性の感覚や人間付き合いについて、本音が記されていて面白い。あと髭男爵氏はとても気配りの人なのだなと思った。