DAY5 DATA Saber Ord4【前編】
本日はOrd4の各設問に沿いながら
私なりの感想や解釈、ポイントをご紹介させていただきます。
Ord4に取り組む上での参考動画はこちら。
今回は参考動画も多いですね・・・
長丁場になりますが、頑張っていきましょう!
ファイル形式のスプレッドシートでデータに関するレポートを作成したときにおこる問題点の内、Data Driven Cultureの浸透を阻害する要因となるもの
Data Driven Cultureの醸成は
みんなが安心してデータを活用できる
Data Platformがあってこそ成り立ちます。
ここで大事なことの1つに
みんなで同じデータを見る(一元管理する)こと
があげられます。
Tableau Server/Onlineを使わず、twbxでレポートを共有した時の問題点
まずこのtwbxとは、元のワークブックと
元データのコピーを1つのファイルとして
パッケージしたもの の拡張子です。
この状態で共有したときの問題点には
・データ更新のスケジュール設定ができない
・データを一元管理できない
・機密データ流出のリスクがある
といったことがあります。
Tableau Server/Onlineの機能
Tableau Server/Onlineには
様々な機能があります。
・データを自動的に構築する
・データの流出を防ぐ(セキュリティ)
・各コンテンツの利用状況、
ユーザーの動向を把握する
・データの使用可能者・範囲・用途・権限を
設定する(ガバナンス)
・Desktopで作成したVizの表示上の全ての機能
(見栄えとインタラクション)をDesktop
アプリケーションを持たないユーザーにも
提供する
・ユーザー個別のフィルター条件を記憶して
ダッシュボードをカスタマイズする
(カスタムビュー)
・定期的にメールでデータビジュアライゼー
ションを自分あるいは関係者に送付する
(サブスクライブ)
・データが一定以上の値を示したときに
お知らせを飛ばす(アラート)
・データを見た人がコメントしたり所定の
相手にメンションする(コラボレーション)
・Web上でVizを作成する(Web編集)
・Webパーツとして外部Webサービスに
埋め込むことができる
・モバイル・タブレットなど多様なデバイスに
対応する
・データの所在や情報を明らかにして
より活用を促す(データカタログ)
・ログインした人に応じてそれぞれが見るべき
Vizを推奨する
Tableau Server/Onlineを使用したときの効果
そんなTableau Server/Onlineを使用したときの主な効果は・・・
・それぞれが必要なタイミングでデータを
使うことができる
・必要な人のみにデータの閲覧を可能にする
・適切なタイミングに更新され、管理された
安全なデータを使用することができる
・誰がデータの管理者なのかを容易に確認できる
・データのメタデータを、データベースに
接続せずに確認できる
・データの集計結果やVizの表示結果など、
複数人が同じものを見ている場合、
リソースを共有することができる
・誰かに聞かなくとも、どこからやってきて、
どのように加工されたデータを使っているのか
がわかる
・データを見て判断する癖をつけることができる
なぜセルフサービスで分析ができなければならないのか
セルフサービスで分析ができる
=自分自身で必要な分析ができる
ということです。
これができないと、誰かに代わりに分析
してもらうことになるのですが
そこにはこれらの問題があります。
・自分の持っている課題や質問を人に伝えて
解決してもらうのが困難
・自分の問いかけに瞬時にデータを通して
答えを得るとき、即座に次の問いや解決方法を
思い浮かべたり試したりできない
・人が思考のフローに乗るためには自身の思考や
操作に対する瞬時のフィードバックが必要
だが、それが得られない
・自分の手を動かして初めて理解できる事柄が
たくさんある
=自分の手を動かさないため、理解が深まら
ない可能性がある
・自分自身で判断のための情報を得られない
=ビジネスの判断が遅れる
レポートファクトリーとは
上記の通り、セルフサービスで分析ができない
場合は誰かに分析を依頼することになります。
この状態がレポートファクトリーです。
つまり、分析結果を求めている「Task」を
持っている人が自分でデータを探索することが
できず、他人に分析やレポーティングを依頼して作ってもらっている状態です。
このような状態に陥ると
レポート作成依頼を受けるメンバーが過剰な依頼数に忙殺され、すぐに依頼主に返すことができなくなります。
またこれにより
依頼からレポート完成までに時間がかかり過ぎて、もはやレポートが完成する頃にはその分析
結果が不要になっている
といったことも起こりえます。
こうしたことを考えると
セルフサービスで分析できるにこしたことは
ありませんね。。。
本日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
本日はOrd4の前半部分の問いについて
私の解釈を交えてポイントをご紹介しました。
次回は中編です!
本日もご覧いただきありがとうございました!
またお会いできることを楽しみにしています。