コーチングコインが世界を変える
苫米地式コーチング認定コーチの萩原崇です。
苫米地博士がバラダン(※)で発表していたコーチングコイン(コーチング知識通貨)について解説していきます。
(※)TOKYO MXテレビ「バラいろダンディ」Dandy Academyコーナー
コーチングコインとは
コーチングコイン(コーチング知識通貨)は、コーチングに関する知識の知識通貨です。
コーチングコイン(コーチング知識通貨)で苫米地博士が実現しようとしている世界観は、「知識を学ぶことでより豊か(rich)な生活に」という世界です。
リベラルアーツ(一般教養)や基礎学問はもともと役に立つことを目的としていません。それが本来の”学問”の姿です。
なんのために学ぶのか、という問いはナンセンスなのです。
そして知識通貨で生活必需品も購入できるようにすることです。働いてお金を得るのではなく、学ぶことで通貨を得て、生活必需品を買う世界観です。
そうすると、国民は”実益を伴わない知識”をどんどん学び、心が豊かな生活を送ることができます。
”学校の授業は受験のため。大学は就職のため。役に立つから学ぶ。”という考え方は終わりにしようとしています。
知識通貨とは
知識通貨(Knowledge Currency)は苫米地博士が考案した知識本位性通貨の概念です。
知識=通貨、として具現化させたようなイメージでしょうか。
AさんがBさんに知識(ノウハウ)を伝えると、Bさんは知識を得るので、知識通貨も得る、という考え方です。
ただし、通貨なので流通させることが大前提となります。知識をただ持っているだけでは通貨になりません。知識の伝達があったときに知識通貨が生まれ(=信用創造され)ます。
知識通貨には3原則があります。
鮮度原則:知識は鮮度が重要。生鮮食料品と同じ。
複製原則:受け手に知識価値分の通貨量が創造される。伝授者の通貨量は減らない。
交換原則:ある知識の価値は別の知識の価値と交換することができる
知識通貨のウォレットにはフォートトークアプリが利用されます。
NFTとの違い
NFTとは、「Non Fungible Token」の略で、日本語にすると『非代替性トークン』となります。
NFTは紐づけする現物資産やデジタル資産がありますが、知識通貨は代替性トークンであるという違いがあります。
NFT型通貨も知識通貨も、半減期通貨として1年で量が半分になります。