ゲーム感覚で単語学習した結果。。。
第5回 Joyful English Meetup を開催しました💕
今日は、参加者の方に単語の学習方法をいくつか体験させることができたのではないかと思います。
Introduction
Interview-styled conversation
方法:
前回と違うところは、自己紹介の際にインタビュー形式でペアの人から質問をしてもらって答えるというところです。インタヴュアーは、リアクションを必ず行います。
目的:
「交流・会話をする」=「質問する・話を聞く・反応する」ことを意識させるため
結果:
参加者① (pre-intermediate レベル)は、インタビューの役割の際に用意された質問だけでなく、相手の答えに対してさらに深堀りをさせる質問をしていました。
参加者② (upper-beginner) は、インタビューの役割の際、質問は項目通りに聞くことができ、相手の答えに対して「cool, nice」など短い言葉での反応をしていました。
どちらもなにかしら受け取った答えに反応する様子が見られました。
感じたこと:
自分の役割と、何を意識すべきかをしっかり伝えることで、参加者が反応や会話の意識をすることができた。
Warm-up
前回のはこちらから…
Vocab Game!
方法:前回と同じですが、プラスアルファ、ゲームを終わったあと、すべての単語の意味を1つずつ英語で、一緒に確認しました。
目的:参加者にとって新しい単語が、よくわからないまま進むのではなく、疑問を解消させたうえで次に進むため
結果:参加者は、リスニングだけで聞いた英語の意味を次は文字として読むことで、自分が聞き取れていなかった部分を理解することができた。また、参加者は自らメモをとり(どんなメモをとっているのか確認すればよかったです)、積極的に単語を学習していた。
感じたこと:単語を覚えることは、学習者にとって一番面倒くさくて、やりたくないことの1つなのかなと思っていたが、今回の参加者の意欲をみて、違うのではないかと思わせた。どうして学習者の意欲がでたのか考えると2つの要素が含まれるからではないかと思う。
先のDiscussionで話す内容を知っているから、次話せるように注意深く単語を見ている
→目標が見えているからそのDiscussionのTopicが、彼らにとってとても身近で、自分の事として考えられるような内容であり、彼らの日常で使えるものだったから。
→興味があるから
Guess which photo!
方法:ルールに変化はありません。が、ゲームが実行しやすいように少し工夫しました。→ 画像を選ぶのではなく、画像とプロンプトが書かれた紙きれから1つ選んでもらう。
目的:画像とプロンプトの関係性を明示的にしました。
結果:参加者がゲームのルールをスムーズに理解することができました。
Chat-gpt に今回の単語を使って、文章を作らせ、それをイメージできる画像を生成させます。しかし、これには制限があることが分かりました。
それは、confidenceやencourageなど、精神的な表現をする単語の場合に、その生成された画像からその様子が明確に見えるわけではないことです。画像からくみ取る表情は人それぞれであり、少しそこで困惑している様子が見えました。
それでも、説明をすれば納得できる程度です。
Discussion
今回は、都合により時間が非常に短くなってしまったのですが、単語の意味や使い方をしっかり学習したことにより、短いDiscussionでも学習した単語を使いながら話すことができました。
ゲームを通して、分からなかった部分・知りたいところを参加者に感じさせた後、単語やフレーズの確認を行うと単語への知的欲求が高まり、学習意欲も高まるのではないかと考えました。
今回使用した資料
ファシリテート用スライド
Self-Introduction sheet
Work sheet
Vocab Bingo
Guess which photo
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