既知知識の構築→Interactionの活性化
第4回Joyful English Meetupを開催しました❣️
今回のコンテンツはこちら
今回のポイント
「予備知識の活性化は、効果的な学習のための準備と計画のひとつの方法である。」
今回意識したことは、最後に行うDiscussionでWarm-up で学んだ単語やフレーズを使えるように、参加者にWarm-upの中で、常に次のアクティビティを意識してもらえるように内容を工夫したことです。
Introduction
前回と内容は同じです。
前回と違う点
自己紹介の前に、リアクション練習のアクティビティをしました。はじめに、リアクションの練習をしておくことで、イベントで行う全ての内容において自然なInteractionを生み出せるように工夫しました。
その結果、初めは参加者の方はうまく英語は出てこなくても、”wow”といったり、”ahh”といったり、何かしらに反応をしていました。そしてコンテンツをこなしていくうちに、”that’s interesting” や “nice”などフレーズが出てくるようになりました。そしてDiscussionになるときには、反応やそのフレーズが自然に出ている場面が多くみられました。
Warm-up
Discussionで話す質問の提示
今回ここで、最後のDiscussionのセクションで話す3つの質問の提示をしました。そうすることで、のちに自分がどんなことを話すのかを意識しながら単語やフレーズの習得をしてもらうようにしました。
Vocab Bingo
トピックと質問に使えそうな単語の意味を理解する
準備された15の英単語(日本語の意味のみ提示)から8つ、自分が質問に答える時に使いそうな単語を選んでもらう。
選んだ8つの単語を、ビンゴカードの枠に書く
主催者が、15の単語の中からランダムに選んだ単語の意味を英語で言う
参加者は、その意味がどの単語のことなのかを予測し、自分がビンゴカードにその単語をもっていればマークをつける
そのようにして一列先にそろった人が勝者
身につくスキル
・ボキャブラリーの増加
・リスニング力 (英語で単語の意味を理解しないといけない)
参加者の方は、聞き取った英語の意味から単語の概要を解釈し、単語を当てることができました。自分が感じた状況やイメージを単語に落とし込むことができたことによって、その単語への深い理解ができたのではないかと思います。
Guess which photo
学んだ単語の使い方を知る
主催者が事前にchat.gptを使って6つの写真を生成する
→プロンプトに、学んだ単語を入れる主題者は、6つの写真から1つ写真を選び、主催者からその写真のプロンプトを受け取る
以下の会話をする
A: (prompt)
B: Can you give me another hint?
A: (出題者が考えたヒント).
B: I get it! That’s it!回答者はヒントをもとに、6つの写真から正解の写真を選ぶ
プロンプトの確認→学んだ単語をどのように使うのかを状況とともに理解する
出題者はもらったプロンプトの意味をあまり理解していないまま、言っていたものもありましたが、最後にプロンプトの意味を一緒に確認するときに、「なるほど、そういう意味だったのか」と印象に強く残っているように感じました。また、写真からわかる状況を読み取り、ヒントとして相手に説明することで、よりその写真の状況のイメージが頭に刻まれました。よって、イメージと共に単語の意味と使い方を習得できたように思います。
実際、Discussionの中で多く話された新出単語は、ここで出題された単語が多かったです。
Discussion
参加者にとって今回のトピックはとても話しやすかったようです。今回のトピックは、”Personal Growth” とし、目標の設定や達成の仕方について話し合いました。
このトピックは大学生にとって良いトピックだったように思います。社会人になる手前、今後の目標やそのために必要なことを考える大学生にとって、とても身近で、役に立つ話題でした。
Discussionの前に、自分の意見をいうときの練習をしました。”In my opinion,” や ”As for me”を使う練習です。初めの質問だけ、会話の型を決めて自分の意見の言い方やリアクションの仕方を意識させました。
結果、リアクション・自分の意見の言い方・学んだ単語、この3つの要素をうまく意識しながらディスカッションを進めることができました。
今回の気づき
良かったところ
・ゴールをはじめに示しておくことで、自分が後から話すことと単語を結びつけながら単語を学習することができた。
・リアクションや意見の言い方の練習をアクティビティの前に入れておくことで、参加者は意識してアクティビティの中で、その知識を活用していた。
改善点
・アクティビティの説明うまく英語で説明できなくて、日本語になってしまった
使用した資料
今回使用した資料です。ダウンロードできます。
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