日本全国ご当地おやつ物語 特集番外編
こんにちは。ダ・ヴィンチ編集部のじょーです。
好きなおやつは「たべっ子どうぶつ」と「芋けんぴ」です。
皆さんにとって、思い入れのあるおやつはありますか?
普段から習慣的に食べているおやつ
人に勧めたい”推し”おやつ
子どもの頃よく食べた思い出のおやつ
帰省や旅行でいつも買って帰る地元おやつ……
子どもの頃、おやつの時間はなによりの楽しみだった記憶があります。
私は祖母が出してくれる梅干しや煮干し、かりんとうといった渋いおやつが大好きでした笑
6月6日発売『ダ・ヴィンチ』7月号では「日本全国ご当地おやつ物語」と題した特集を実施、人気作家・マンガ家の方々にゆかりの土地のおやつについて語っていただきました。
特集冒頭ではまず、計14名の作家・マンガ家の方々に
ご出身、あるいはお住まいの地域のおすすめ「ご当地おやつ」を伺い、
そのおやつに纏わるエピソードや思い出をエッセイ・マンガとしてお寄せいただきました。
【ご登場いただいた作家・マンガ家の皆様】
谷村志穂さん(北海道)、深町秋生さん(山形)、吉田戦車さん(岩手)、二ノ宮知子さん(埼玉)、椰月美智子さん(神奈川)、村山由佳さん(長野)、鶴谷香央理さん(富山)、青山美智子さん(静岡)、柴咲友香さん(大阪)、澤田瞳子さん(京都)、天童荒太さん(愛媛)、あさのあつこさん(岡山)、伊藤比呂美さん(熊本)、知念実希人さん(沖縄)
子どもの頃の優しい思い出や、情緒あふれる家族とのエピソード、
文章でもイラストでもしずる感たっぷりに描かれたおやつはどれも必見です!
それぞれのおやつは特集のために撮り下ろしていますので、
写真も合わせて、是非本誌でチェックしてみてください。
このように日本全国見渡してみると、その土地の気候や文化、特産品によって「ならでは」のおやつを見つけることができます。
おやつに深い見識を持ち、お菓子や旅の本を数多く上梓されている
甲斐みのりさんには、そんな各土地の特徴を交え、全国各地の注目のおやつについてお話を伺いました。
酪農の盛んな北海道ではバターをふんだんに使用したおやつが多く生まれているのはわかりやすい例ですが、他にも、
南国のフルーツ・バナナへの憧れが、山形のご当地おやつ「バナナ最中」や「バナナボート」となって根付いていたり、
「ポン菓子」を引き出物にする文化のある愛媛の東予地方では、ポン菓子と特産の伊予柑と組み合わせたおやつが開発されお土産としても再注目されていたりと、様々な発見があります。
各地のおやつが生まれたその背景にまで目を向けると、おやつだけでなくその土地自体に思いを馳せるきっかけになりますね。
また甲斐さん曰く
「コロナ禍になってから、店舗販売しかしていなかったお菓子を通販してくれるようになったお店が増えたんです」
とのこと、お取り寄せできるおやつも複数ご紹介いただいておりますので、それぞれの土地のおやつをご自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、地元を代表するようなおやつが思い浮かびにくい東京については
「東京最新おやつ事情」として、大丸東京の和洋菓子担当・山崎沙織さんに最新の注目おやつを選出いただき、コミックエッセイ形式で紹介しています。
とにかく可愛らしいものや有名店の季節限定商品、見た目にも楽しいおやつなど、こちらも盛りだくさんです。
その他、フードエッセイストの平野紗季子さんには「おやつの時間が人生に与えてくれるもの」について、
郷土菓子研究社の林周作さんには「世界のご当地おやつ」についても
お話を聞きました。
読者の皆様のアンケート結果やなども掲載していますので、こちらも是非見てみてください。
いかがでしたでしょうか?
コロナ禍で長い間旅行や帰省が出来ない時期が続いていましたが、
本特集を通じて、皆様の地元や今回取り上げた各地域に思いを馳せていただくきっかけになればと思います。
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