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ダヴィンチさんが、ベーシックインカムについて考えてみた

どうも、元クリエイターの思考コンサルタント
ダヴィンチさんです。

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本日のテーマはこれです。


ダヴィンチさんが
ベーシックインカムについて
考えてみた


とりあえず音楽でも聴きながら読んでください^^

いま、記事を書きながら聞いている音楽です。こういう感じの音楽、ジャンルでいうと何とかHIPHOPって言うんですよね。NUJABESが好きなので、こういう音楽は聴いていて心地いいです。

では、音楽を聴きながら本題に入りましょう。

今、巷で話題のベーシックインカム。菅政権がスタートし、一気に知名度が上がったこの制度。YouTubeでも、これについて取り上げている人が結構いますね。

ベーシックインカムについて、よく知らない方のために、簡単に説明をさせていただきますとこんな感じです。

「働かなくても、毎月定額のお金がもらえます。しかし、社会保障は廃止されます。生活保護もなくなります。」

要するに、セーフティネット的な役割をすべて廃止して、国民みんなに、働かなくてもギリギリ生活ができそうな定額のお金を支給する制度ですね。もちろん、働いてプラスアルファの収入を得ることもOKです。

どうですか?この制度には賛否両論あります。

私が思うに、ある意味とてもフェアーな制度のような気がしなくもないです。何か重大な落とし穴がありそうでたまりませんが、フェアーな制度のように見えなくもないですよね。

健康保険料の元を取るには

たとえば、皆さん。病院へ行く頻度はどれぐらいでしょうか?健康な方であれば若ければ若いほど、病院へ行く事はほどんどないですよね。しかし、皆さん、サラリーマンの方であれば毎月お給料から健康保険料を引かれていますよね。

いままでの病院費がすべて3割負担ではなかったとして、いくら程使いましたか?また、今まで給料から引かれた健康保険料はいくらですか?この2つを天秤にかけたとき、健康保険の元をとれていない人がほとんどではないですか?

健康保険料は都道府県によって金額が微妙に異なりますが、毎月のお給料が25万円ぐらいであれば、健康保険料が13,000円ぐらいだと思います。という事は年間の健康保険料はだいたい156,000円です。

どうですか?

逆に、元が取れている人というのはどんな感じか計算してみましょう。

3割負担の人が、毎月13,000円ぐらいの健康保険料を支払って、病院代の元を取るためには?要するに、健康保険を払った方が病院代が安くなる境目はどこか?

答え)5,572円以上の病院代を払った人です。

考え方を説明しますね。

毎月13,000円の健康保険を支払っている人が、病院で5,572円支払った場合
13,000+5,572=18,572円
要するに全体で18,572円を払っていますね。

ここで、3割負担じゃなかった場合、5,572円という医療費がいくらになるかというと
5,572円の10割負担額=5,572÷3×10=18,573円となります。
もし、健康保険料を支払っていなければこの金額になるわけです。

これを関数とかで計算したければ以下のような感じです。
3割負担で支払った病院代を X と置いて
13,000 + X ≦ X÷3×10
を満たすような X を求める。左辺が健康保険料+3割負担の病院代、右辺が10割負担の病院代です。この式でXを求めると X=5,571.42857なので、1の位で切り上げて5,572円となります。

しかし、もっとガメツイ人ならばこう思うでしょう。

13,000円の健康保険料を払って、18,573円が5,572円になっただけだと、健康保険分しか割り引かれていない。実際に財布から出た合計額よりも、割り引かれた金額の方が多くないと元が取れたとは言わない。つまりこのままだと、5,572円の赤字だ。

こういう人なら、9,750円以上の病院代を払って初めて元を取れたと感じるでしょう。

これなガメツイ人も納得です。例えば、12,000円の病院代を払ったとしましょう。12,000円は3割負担の金額なので、これが10割負担なら40,000円です。この場合、13,000円の健康保険を払うことで、40,000円を12,000にする事ができました。つまり28,000円の割引となったわけです。

この人が実際に払ったお金の合計は健康保険料13,000円+12,000円で、25,000円です。割り引かれた金額は28,000なので、健康保険料分もペイできている計算です。

説明します。

毎月13,000円の健康保険を支払っている人が、病院で9,750円支払った場合
13,000+9,750=22,750円
要するに全体で22,750円を払っていますね。

ここで、3割負担じゃなかった場合、9,750円という医療費がいくらになるかというと
9,750円の10割負担額=9,750÷3×10=32,500円となります。
もし、健康保険料を支払っていなければこの金額になるわけです。

これを関数とかで計算したければ以下のような感じです。
3割負担で支払った病院代を X と置いて
13,000 + X ≦ X÷3×10-X
を満たすような X を求める。左辺が健康保険料+3割負担の病院代、右辺が10割負担の病院代から3割負担の病院代を引いた金額です。この式でXを求めると X=9,750円となります。

とまぁ数字遊びになっちゃいました。


労働意欲の著しい低下

何も働かなくても、毎月生活できるだけのお金がもらえれば、当然「働かない」という選択をする人は出てきます。そもそも、労働意欲なんて最初からないし、生活のために働いているだけという人いますよね。遊びに行かなくてもいいし、ご飯が多少ひもじくても問題ない。何も考えずに毎日をぼーっと生きたい。そんな風に思う人はきっと少なくないはずです。

そもそも、サラリーマン生活のストレスを思うと確かに納得できます。

そうなると、確実にGDPも下がるでしょう。いや、そこはそうと言い切れませんかね。働くことに生きがいを持った意欲ある者たちが、今よりもGDPを上げる可能性はあります。

しかし、働かない人たちが増えると本当にどうなるんでしょうか。ベーシックインカムのみで生活するという生き方。人間、時間を持て余すとろくなこと考えないと思うんですよね。。。。


起業予定者には朗報?

起業を準備している人には、案外助かるのかもしれません。特に、資本金0円でスタートできるようなネットビジネスを考えている人が求めているのは、最低限の生活費と自分の稼働時間ですよね。

ベーシックインカムを受け取りながらネットビジネスをどんどん成長させてゆく。確かにこれはなかなかありですね。


他にも、メリットデメリットがいろいろありそうですね。ほとんど数字遊びになってしまいましたが、今日はこの辺で。

皆さんもベーシックインカムについて考えてみましょう。

以上、ダヴィンチさんでした。

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