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おなかがいっぱいになるということ 〜麻婆麺の旨さの秘密〜

朝ごはんを抜いたので、おなかが減ってしょうがないという話を書いてから数時間後。

とうとう僕にもご飯を食べる時間がやってきた。
お昼タイムだ。

みんなより少し早く、いや30分早くしれっと出て、近所の中華レストランへ。町中華ではない。町中華ももちろん好きだけども。

やった、久しぶりで今年初の麻婆麺だ。
マーボー麺。
なぜ、わざわざマーボー豆腐とラーメンを混ぜるのか。
基本的に混ぜたものがあまり好みではないため、50が付かづくまで食べたことがなかった。
が、コロナあけた直後くらいか、まだコロナ終息くらいだろか。
そこに行ったら隣の席の若いお兄ちゃんが、額に汗かきながらふーふー言って麻婆麺をすすっていた。旨そうだったのだ。
ついつい、いやもうついついついつい麻婆麺と頼んでしまったものです。
するとどうだろう。
うまい。
うまいのである。旨いのであった。

思ってたのとは違う。
思ってたんとちゃう。
でもおいしい。
麻婆麺は、麻婆とラーメンのスープが混然一体となってうまさを醸し出すシンフォニーと思っていた。
でも、そうではなかった。
バラバラ。
微妙にスープが麻婆に浸食されている気もするけど、バラバラ。

しかし、それがいい。
ご飯を頼んでしまった。
バラバラな故に、麻婆はマーボー、麺は麺、スープはスープと楽しめるのだった。ご飯と麻婆、うまい。

話はそれたが、今日もそこで麻婆麺とライス。
麺は本当は麺抜きでもいいんだけど、なんか悪いから半麺で。
いやー、美味しかった。胡椒が聞いているのがまたいいのです。

おなか一杯になるということは、眠くなるということなのです。
それと、もっと食べたい欲求が出てくるのですが、もう若くないので、そんなに食べられないなという気持ちがわいてくるのです。
そして、僕の世界が今日も平和で御飯が食べられたということと、どこかでたくさんのごはんが食べられない人がいるのだろうと。

おなか一杯になるということは、幸せとノスタルジーと、世界が平和であることを祈るということではないかと思うのです。

あと、大事なことを忘れていたました。
おなか一杯になるということは、すごくすごく眠くなるということも付け加えておきます。


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