旅するくまさん439「神津島トロッコ跡」

くまさん一行は、下田港から船に乗り東京都の神津島（こうづしま）に向かいました。本当はその先の三宅島や八丈島も興味がありましたが、それらの島に行くには一旦東京に戻らないといけないことが分かったので、下田から一番遠くに行ける島である神津島にくまさん達は向ったのです。2時間30分ほどで無事に島に到着し、そのまま北上。最初に立ち寄ったのはトロッコ跡と言う場所です。これは、背後にある神戸山は山全体が抗火石でできいて、それは建材として重宝されたので、採石場から運び出した石材をこの先にあった港まで運ぶためのトロッコ跡で、ここは昭和10年代から30年代まで稼働し、その後はトラック利用に変わります。採石場そのものは、2000年(平成12年)まで稼働していたそうです。と言う事でこのコンクリートの廃墟の前にやってきたくまさん一行。周りの意思は自然そのもので、対照的にトロッコ跡は、恐らく風・波・潮などで風化したとはいえ、人工物としての存在感はまだまだ健在だと思ったくまさん達なのでした。

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