キリスト教最大発行部数の月刊誌『信徒の友』の連載「聖なる光と祈りの空間」
執筆日:2023年11月25日(土)
更新日:2024年09月20日(金)
オフィシャルサイト(ポートフォリオサイト)
連載「聖なる光と祈りの空間」のはじまり
多摩美術大学大学院の博士号取得して修了した後にすぐに始まった仕事は、創刊50周年を迎えるキリスト教の最大の発行部数を誇る『信徒の友』(日本キリスト教団出版局)での2年間の連載でした。連載「聖なる光と祈りの空間」は、聖書の学びや信仰の養いなどの基本を大切にすると共に、時代の変化の中で生まれてくる課題を信仰的にどのように受け止めたら良いのかという視点で大切にしてきた誌面の中、B5誌面で見開き2頁カラーにモノクロ写真とテキストで、聖なるものを知覚する場所とは何か?世界各地の祈りの場を写真と建築が専門の美術家が聖なる光を通して捉えるものでした。
この月刊誌の雑誌は、1964年4月に創刊されて以来、福音宣教の媒体であると同時に信仰の養いを目的として出版され、キリスト教会の信徒の必読書として成長したもので、日本基督教団に属するプロテスタント教会やミッション系の学校・病院・福祉施設などで購読されています。幼少期から都内の教会に連れて行かれたときには、どの教会にも置いてあり、よく目にしていました。幼いときは、聖書物語の間違い探しなどを楽しんでいました。有名な歴代の執筆者は、三浦綾子、加賀乙彦、木崎さと子などのクリスチャン作家や、日野原重明医師、料理研究家小林カツ代といった名を連ねています。つい最近、三浦綾子原作小説を実写化したドラマ『氷点2001 』を観て、いろいろ考えさせられました。
隠れた信仰生活
那須トラピスト修道院
坐禅と沈黙
瑞峯院
信仰のよりどころバスチャン屋敷
次兵衛岩
五島列島の潜伏キリシタン青砂ヶ浦教会
頭ヶ島教会
外海の聖者ド・ロ神父
長崎・大野教会
建築家白井晟一の空間
茨城キリスト教大学・キアラ館
神への信仰と集い
日本キリスト教団まぶね教会
町の光となりたい
沖縄・聖クララ教会
内なる光による救い
ヴォーリズ記念病院・礼拝堂、五葉館
開かれた教会は「神の家」
日本基督教団大宮教会
イースターエッグの教会
茅ヶ崎シオン・キリスト教会と聖鳩幼稚園
福音の形
日本基督教団九段教会
イエス・キリストの誕生の地
パレスチナ 聖誕教会
ヴィア・ドロローサの終着点
エルサレム 聖墳墓教会
祖先の信仰への敬意
エルサレム ユダヤ人墓地
共同体としての修道院
トルコ カッパドキア
光の融合アヤソフィア大聖堂
トルコ イスタンブール
光の礼拝堂
フランス ル・トロネ修道院
光の回廊
フランス ル・トロネ修道院
光の沈黙
フランス ロンシャンの礼拝堂
光のクーポラ
バチカン サン・ピエトロ大聖堂
暗闇の中の光
ドイツ ブラザー・クラウス野外礼拝堂
光の慈悲
ドイツ 和解の礼拝堂
光の必然
日本基督教団東京信愛教会
参考:『信徒の友』の概要
参考文献:教会建築家の推薦書籍
「励ましのお言葉」から「お仕事のご相談」まで、ポジティブかつ幅広い声をお待ちしております。
共著『日本の最も美しい教会』の新装版『日本の美しい教会』が、2023年11月末に刊行されました。
都内の教会を自著『東京の名教会さんぽ』でご紹介しています。
【東京・銀座編】教会めぐり:カトリック築地教会、聖路加国際大学聖ルカ礼拝堂、日本基督教団銀座教会を紹介