GP2024 2nd 参戦レポート
どうも、お久しぶりです。ダビデです。
大型大会の連日参戦はかなり久しぶりの経験となりましたので、せっかくならレポートしておこうということで筆を取りました。
最初にお伝えしておくと、今回はほぼアドバンスに全振りして調整をしていました。大好きなフォーマットだけにどうしても勝ちたかった…
ゆえに、今回は対戦レポートは程々に、アドバンスのデッキ選択の経緯を中心に書こうと思います。
Day1 アドバンス
デッキリスト
使用経緯
元々は【青白天門】を使用する予定でした。
デュエキングDreaM 2024 の発売後、環境に姿を現した【赤青(ラッカ)バクオンソー】
新規Dream2種登場でデッキパワーが飛躍的に上昇した【リースモルト】
環境の門番として立ち塞がる【デイガファイアーバード】【クローシスバイク】
今回のGPにおいて、上記のデッキ群が母数のかなりの数を占めると想定していて、それらどのデッキにも五分以上で立ち回れる【青白天門】は環境最強と呼ぶに相応しいデッキだったのです。
実際に直前の100人規模のCSでは、【青白天門】を使用して個人3位。優勝も同型。
《カンビアーレ》《ハーデス》《H.アルカ》などで同型対策も積みつつ、青の枚数も確保した45枚のこのリストはかなり自信もありました。
しかし…
あまりにも入賞報告が多過ぎた。
インフルエンサーも直近で紹介しており、デッキの強さは広く周知されることに。
こうなってくると、【青白天門】の使用者が事前の想定よりも大幅に増えることは想像に難くありません。
さらに、それに有利なビッグマナやコントロールも多少増加する見込み。
では、
これらに有利で、ビートにも五分近く立ち回れる山があれば、それを使うのがいいのでは?
そういった流れで、上記に有利に立ち回れて、なおかつ受けの厚めなコンボデッキとして、【マーシャルデリート】に白羽の矢が立ちました。
実は、【青白天門】での入賞前は【マーシャルアカシック】で100人規模のCSを2週続けて予選抜けしていたので、環境的なコンボの通りは悪くないと思っていました。
しかし、新弾でのビートデッキのパワーアップもあり、盾受けからそのまま勝ち切れる機構が存在しないのはNOという判断に落ち着き、今回は同じマーシャルでも、【マーシャルデリート】が選ばれた形となりました。
それでは戦績です。
戦績
1.不戦勝 ⭕️
対戦相手不在につき、不戦勝からスタート。
2.オリジナルアナカラーマルル 後攻 ❌
おそらくほぼオリジナル構築と同じアナカラーマルル(次元にイソレイト3種がいなかったため)に、2ブ→マルル→ガイアッシュと動かれ、こちらが祈りながら打ったホーガンはテック団。
返しにクラジャが盤面を更地にして、キーナリーも着地して完敗。
3.バクオンソー 先攻 ⭕️
後3フレアクラッヘの返しに先4マーシャル→ポジトロン→ベンゾ→デリート。
クラッヘの効果でターンを飛ばすも、裸のドキンダムをトップドローで取れるわけもなく、WIN。
4.4cコントロール? 後攻 ⭕️
後2クーラー 後3クーラー
先3デドダム 先4オリフィナ
後4マーシャル→ベンゾ→デリート
5.リースモルト 先攻 ❌
相手はルピアターンとゾージア、リベットを駆使して、封印を取りつつ、何かを探している様子。
一度マーシャルでテックやベンゾを探すも、見つからず。
グレイルを打てるタイミングはあったものの、相手の封印が2枚でこちらの山が13枚。モルトやリベットからコマンドが2枚出てくるだけで負けるので、グレイルは打たず、野良の盾からテックで禁断解放へ。
相手も覚悟を決め、モルトDREAMとバトガイを駆使して、探していたナンバーナインを着地させてSTをケアしながらパンチ。
唯一解答のガザミが禁断に全落ちしていたため、貫通負け。
シンプルに相手の構築と、ステイの選択が偉すぎた。完敗。
6.デイガバード 後攻 ⭕️
あんまり覚えてないけど、手にマーシャル1、デリート2持ってる時にハンプでデリート抜かれて、盾から暴発踏んでステイした返しにデリート投げてWIN。マーシャル抜かれてたら多分負けてた。
7.禁断抜きシータ覇道 先攻 ⭕️
先3キール 先4キール
手にデリートとベンゾが揃ってたので、メクレイドへ。マーシャルは無し。1点でトライクラブを踏んで、キールが1体バック。
後4レイクポーチャーで手を整える。残ったキールはJDのため触れず。
先5 またメクレイドでマーシャル探そうと思ってたら、トップドローがマーシャルだったのでそのままデリート発射してWIN。
8.バクオンソー 後攻 ⭕️
お互い動きが渋かったものの、相手がかなり事故ってて、先6まで光マナも供給出来ず、フレアも引けずで、流石にこっちがコンボ決めてWIN。
9.デイガバード 後攻 ⭕️
なかなか多面展開札に相手がありつけず、こちらも最速コンボなどは出来ずターンが進む。
多少面が広がって攻められるも、ホーガンからクーラーが着地する。
最後の盾は、エルボロムで埋めたスペルブルーで、それを割られるも、上からスペルブルーが捲れて、インビンシブル・オーラで盾3枚追加へ。
さらに追加で攻められるも、1点で暴発。
さらにさらに追加で攻められるも、打点が足りなくなり、ストップ。
しかし、こちらも「返しに勝てているハンドではないなー」と思っていると、盤面に残っていたルピガナが相手の残りの盾を全て食べてしまい、クーラーがダイレクトアタックを決めてWIN。
7-2
264位
所感
メタ読み自体は大正解だったと思います。
天門系には当たらなかったものの、ある程度想定している対面とヒットして、しっかりを勝ちを拾えました。
負けも概ね割り切り負けでしたが、もっと早くお願いベンゾ!でテックを捲りに行くなどしても良かったかも。
ベスト128の最大母数が天門系だったため、決勝Rに進めればもっと上が目指せたのかな、と悔しさは少しアリ。同タイプが2位だったのは気持ち的に救いでした。決勝のアレは仕方ない。不利だもん。
事前のメタゲームを読み切って、ミラーに強い天門orマーシャルという選択肢を抱えられたのは全く間違っていなかったため、次回の大型に今回の経験を活かしてデッキ選択をしたいですね。
Day2 オリジナル
オリジナルはほぼ練習ができておらず、こっちゃーさんに泣きついて、教えてもらった【零緑ゼニス】を使いました。
結果は…
【ブレスラチェイン】に先2ブーストマルルブレスラからターンが返ってきたのに、何もやれることがなく、普通に殴られて負け。
【デイガファイアーバード】に盾受けして、ベートーベン出したからほぼ勝ちなのに、上引きした新規タブラ=ラーサ出したら、俺のベートーベンが溶けました。
最後は【ドリームメイト】に後1メイ様チェンジイザナイから後4EXWIN。
爆速0-3 強制ドロップ
こっちゃーさんには膝を付いて謝罪しました。
皆さん、ちゃんと大型で使うデッキは事前に回し込んだほうがいいです。
おまけ
配信を見ていて、準優勝の方がGRに《ザガーン》を積んでいるのを見て、首を傾げていましたが…
盾から踏む《王道ドギラゴン》はケアしているのに、返したターンに出される《王道ドギラゴン》はケア出来ていないことに思い至りました。
そんなわけで《ダンダルダ》の2枚目は《C.A.P.カイト》へ変更。
せっかくなので、《ショッカー》の使い方を載せておきます。
・ドラゴン系
《ショッカー》→《アバレガン》→6ケア
《ショッカー》→《ガンマスター》→5ケア
これで《ドラゴンズ・サイン》とGS、《革命の絆》(下敷が5or6の場合を除き)以外をケア完了。
《革命の絆》→モルト系から《リトルビッグホーン》を直接出して封印を剥がすプランもケア出来てます。
・バイク
基本的には4ケアから入ってOK。
《クロック》単体踏みしても、面が強くて何とかなる。
《ショッカー》→《ダンダルダ》→4ケア
《ショッカー》→《ショッカー》→3ケア
・バクオンソー
《ショッカー》→《アバレガン》→6ケア
《ショッカー》→《ショッカー》→3ケア
頭1点の《ミュート》や《バーニング・フィンガー》は解答にならず、6を止めることで《バイケン》をケア可能。
2回目の《ショッカー》で《ミュート》ケアが完了。
詰める時は《テック団》のケアを忘れずに。
返したターンで相手に、単品除去+《フレア》→《バクオンソー》された際は、《パスオクタン》と《ゼンノー》が弾かれていることになるので、《アアルカイト》で《ダンダルダ》を残しつつターンをスキップ。
《ダンダルダ》から《アバレガン》2体戻しで再度《ギラングレイル》発射。
戻ってきた《シェイクシャーク》で面の《バクオンソー》をストップして、相手のリソースが無くなるまでコレを繰り返す。
《5000VT》は割り切り。
あと、基盤のリスト渡した2人が128入ってくれたのでそれも載せておきます。普通に嬉しすぎ。