【CSレポート】3/19,20,21 オリジナル
ハーフ&ハーフ
学生時代、アジカンの『ループ&ループ』って曲を狂ったように聴いていた時期があります。
江ノ電に乗りながら、アルバム『サーフ ブンガク カマクラ』を聴き、ノスタルジーに浸ると、甘酸っぱい数々の思い出、そして青春が蘇る...
そんな現実は存在しなかったのでサッサとレポートに参りましょう。
こんにちは、ダビデです。
今週はCS3連戦の結果をお届けします。
3/19 第9回 裁龍杯(茨城県) オリジナル構築
環境読み
北関東は、全体的に赤単の母数が減っているイメージがあり、ギャラクシールドや天門等の受けが硬いデッキも少しずつ台頭してきている印象でした。
そういうわけで、受け寄りのデッキをカモれるよう、先週と同じく『イザナミグラスパー』を使用することにしました。
使用リスト
戦績
負け試合は、
・先2新世壊からのブン回り。
・チェイン直前にナンバー6宣言され、その後デスマ落城。
・先2設計図、3設計図のブン回り。
反省
結果だけ見ると、プレイが絡まない負けなので割り切るべきなのですが、先週からプレイが絡まない負けを繰り返しているので、これはそもそもデッキ選択が間違っているという結論に至りました。
また、今回の構築のグラスパーでは、最速が決められなかった場合、相手への妨害もないためどうしても速度負けするのが気になりました。後攻の場合、相手側の事故を待つような感覚なのです。
ということで、翌日も裁龍杯でしたので、デッキ選択の再考のためにTwitterで分布の確認を行うことにしました。
ピキーン(何かに気づく音)
3/20 第10回 裁龍杯(茨城県) オリジナル構築
環境読み
前日の母数を見るに、アナカラー退化が最大母数。赤単は多いものの、他はJO退化の有利対面がかなり並んでいました。
JO退化目線、赤単も不利ではあるものの、無理対面ではないことは触って理解していたので思い切って握ることに。
ちなみに自信無さすぎて、朝6時まで友人とvaultで回してみてやっと使う踏ん切りがつきました...みなさんは事前に調整して、大会前日はちゃんと寝てください。
使用リスト
このデッキは自壊カードは自力で引くしかないため、最大枚数の12枚採用してみました。
戦績
関係ないですけど、初戦以外全員身内でした。
負け試合は、
・コロコロモモキング2点→アルモモキャンベロの2点で、GS+カツキング。ガイアッシュと覇道に殴られて負け。
・X2面並べたのに、元々いたXの下に1枚入れ忘れる凡ミス。コロコロモモキング2点→ボルモモキャンベロ2点で、GS。ガイアッシュと覇道に殴られて負け。
・先5ジャクポから、ザーディ→ジャックポ→ザーディ→ジャクポ→DDZ→ミラダンテで爆発。
反省
4-1かかった試合で凡ミスして負けたのが、かなりメンタルに来ました...
言い訳ですけど、1体目のX出した時に残り山4枚までJOが見えなかったので、2枚目が山にあるかはそこそこ怪しい状況でした。
しかし、X2面を並べられるとGSやカツキングの要求値をグッとはね上げられるため、強気にXをプレイしたわけです。
そして、また山残り僅少のタイミングで2枚目のJOが捲れてテンションが上がり、相手にカットしてもらった後に、その上がったテンションのまま元気よくターンを返しました。
落ち着いてプレイすることの大切さを改めて思い出すことになったわけです...
そして、その日は母数3のJO退化が
1位、4位に入賞。
分布はこんな感じ。
前日以上にアーキタイプがバラけましたね。
ここまで来ると、当たり運はあっても、堅実にデッキパワーが高い山が勝ちやすくなるイメージです。
さて、ミスはありましたが、JO退化というデッキの底知れないポテンシャルを体感することができたのは大きな収穫でした。
プレイングが過去に類を見ない難易度ではあるものの、ケアできるSTやGSの範囲が広く、Tier1と呼ぶに相応しい出力と押しつけ性能を持っている点は、とても魅力的に映りました。
3/21 第31回 小山CS(栃木県) オリジナル構築
環境読み
相変わらずアナカラー退化と5cがたくさんいて、その次に赤単だろうと予測。
ギャラクシールドもプレイングで乗り越えることが可能と判明したため、前日に引き続きJO退化を選択。
使用リスト
前日と比較して、自壊系12→11、サーチ系5→6 に変更。
自壊系は11枚あれば、4ターン目までに1枚は十分引けると判断したのと、序盤・中盤のトップを強くするためにサーチ系を6枚採用しました。
戦績
負け試合は、
・ミラーでハンドに自壊をキープし、先3アルモモで突っ張るも、上から進化が引けず、相手に解答のフェザーを持たれていたため敗北。
・先攻エマタイ→デドダム(バルカ落ち)→デスマ落城で爆発。
・リソースが無いものの、先攻であり、盾にエッグ2枚が埋まっているのがわかったため、ボルモモキャンベロを発射。しかし、秩序の意志を持たれており盤面がストップ。1ターンパスして、デスマ落城で爆発。
反省
試合後、オチャッピィくん含む有識者に感想戦をお願いしたところ、細かいプレミが大量に発覚しました。
対戦しながら、最適解ではない気がしつつプレイする場面が多かったので、やっぱりなあ、って教えてもらいながら思ってました。
マナ置きはともかく、ストップ&ゴーの判断や、進化の乗せ方、キャンベロの使い方...
JO退化を使用しての2日間は、この言葉がやたらと身に染みました。
ちなみに分布はこんな感じ。
栃木はJO退化が少ないイメージだったのですが、今回は珍しくそこそこいましたね。
赤単よりも天門が多いのも、なかなか不思議ではありますが...
さて、いつぶりかわからないCS3連戦は合計9-9で幕を閉じることとなりました。
JO退化を使用してからは、自分自身のプレミで負けている部分が特に多いように思います。ビートデッキなので、殴り方ミスると勝手に自滅するのはそりゃそうなんですけど…
ただし、しっかりと詰めていけば最強デッキであることは間違いないとも思いましたので、諦めずにしばらく使っていこうかなと思っています。
メタってばかりじゃ勝ちきれない。
最後に1つだけ小話を。
筆者は、CSに参加し始めた当初、環境デッキを使用することに抵抗がありました。
なにせ、右を見ても左を見ても、Tier1,2のデッキばかり。
多発するミラーマッチ。
相手はキーカードを引けて勝ち。自分は引けずに負ける。
こんなの何が楽しいんだ?
当時はそう思い、環境上位を倒せるよう、環境外のメタデッキを作成し持ち込む日々でした。
しかし、1つの対面に絞ってデッキを作成しても、他の対面に負け越し…
挙句の果てにメタの対象だったアーキタイプに、メタカードを引けずに負け、メタカードを引けても、そもそものデッキパワーで乗り越えられて負ける。
そういった日々を1年ほど繰り返しました。
そして、その後、あるデッキに出会って、少しだけ勝てるようになりました。
それが『青黒カリヤドネ』でした。
ブラッディ・クロスという、実質的なフェアリー・ギフト4枚体制に加え、ラッキー・ナンバーによる相手への妨害、ループによるLOプランが取れずとも、獲得したEXターンでラッキー・ナンバーを絡めて最悪殴り切ることが出来る。
長所を上げると、枚挙に暇がないのですが、とてつもなく完成された良いデッキでした。
そんなTier1を触るようになって、少しだけではありますが、勝率が向上し、初めて予選を抜けることが出来ました。
その時からだと思います。
『勝つこと』それ自体が楽しくなったのは。
長くなりましたが、何が言いたいかというと、CSに出て勝ちたい、結果を残したいって思ってる人は、Tier1を触ってみるのが一番の近道だと思うってことです。
「自分の好きなデッキで勝ちたい!」ってこだわりのある方は無視していただいて結構です。
ただ、一度でいいから予選を抜けてみたい!
そう思う人は、是非Tier1のアーキタイプを使用してみてください。
一度獲得することが出来た成功体験は、地底にいた時間が長ければ長いほど身に染みて、さらにこの遊びにどっぷり浸かるキッカケになると思います。
あっ、ちなみにいきなりCSに持ち込まないで、事前にちゃんと練習してくださいね。
筆者は、初めてカリヤドネを持ち込んだ時、負け盤面を《知識と流転と時空の決断》で捲ったのに、ループルートが頭からすっ飛んで両敗になりそうなところを、相手の人に投了してもらって本戦に上がりました。
さて、今回はこんなところでおしまいです。
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