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Background Music

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2021年10月の記事一覧

[211031] BGM : ボ・ガンボス - BO&GUMBO

本日は、 「ボ・ガンボス」の「BO&GUMBO」 1989年発売のアルバムです。 最近は音楽を聴く余裕があまりなく、つい馴染みのアルバムに行き着いてしまいます。 その中でよく聴きがちなのが、ボ・ガンボスです。 ボ・ガンボス、及びどんとの曲と歌声は、常に人の弱い部分に寄り添ってくれます。 つい旅に出たくなってしまいます。

[211030] BGM : Remi Wolf - We Love Dogs!

本日は、 「Remi Wolf」の「We Love Dogs!」 2021年発売のアルバムです。 カリフォルニア出身のソウルポップシンガーです。 近年楽曲が有名CMに多く起用され、注目を受けています。 とてもキャッチーながらも、ソウルやファンクなど色々な影響を受けた、おもちゃ箱みたいな印象を受けます。

[211029] BGM : D'Angelo - Voodoo

本日は、 「D'Angelo」の「Voodoo」 2000年発売のアルバムです。 ディアンジェロの2枚目のアルバムにして、2000年以降最も重要なブラック・ミュージックと称される名盤です。 特徴的なのはそのグルーヴで、後ろノリのもたれたビートが特徴です。これが独特の緊張と緩和をもたらします。 ゴスペルやR&Bをツールに持ちながらも全く新しい音楽となっていて、まさに呪術的な魅力があります。

[211028] BGM : Kool & The Gang - Wild And Peaceful

本日は、 「Kool & The Gang」の「Wild And Peaceful」 1973年発売のアルバムです。 Kool & The Gangは、THE FUNKというべき、後に大きな影響を与えた大所帯ファンクバンドです。 1曲目の「Funky Stuff」からギターのカッティング、地を這うベース、とてもカジュアルでノリやすいです。

[211027] BGM : Sly & The Family Stone - There's a Riot Goin' On

本日は、 「Sly & The Family Stone」の「There's a Riot Goin' On」 1971年発売のアルバムです。 ファンクの大名盤。 ラジオで聴いているようなローファイなサウンドが心地よいです。 ブラックミュージックの一番ブラックな香りのするアルバム。

[211026] BGM : Funkadelic - Maggot Brain

本日は、 「Funkadelic」の「Maggot Brain」 1971年発売のアルバムです。 ファンクのど名盤ですが、とてもヘビーでハードなサウンドのアルバムです。 ブラックミュージックのリズム感というよりも、ジミ・ヘンドリックスやスライ・ストーンのような、黒人のエネルギーに触れられます。

[211025] BGM : Fela Kuti - Zombie

本日は、 「Fela Kuti」の「Zombie」 1976年発売のアルバムです。 今週はブラックミュージックに接近してみようと思います。 フェラ・クティはアフロビートの創始者として有名なマルチアーティストです。アフロビート特有の怒涛の16ビートと、ソウルやファンクともまた違う土着的な雰囲気やエネルギーで満ちています。とても野性的で本能的な音です。彼のもつ政治的なメッセージとも相まって、とてもパワフルに感じます。

[211024] BGM : 森山直太郎 - 素敵なサムシング

本日は、 「森山直太郎」の「素敵なサムシング」 2012年発売のアルバムです。 「フォークは僕に優しく語りかけてくる友達」「泣いてもいいよ」など、フォーク色の強い曲を中心に構成されたアルバムです。 彼の作品の中では比較的ポジティブなエネルギーのあるアルバムだと思います。昔からの友達のような温かさと思いやりのある音楽です。 その中でも「判決を待つ受刑者のような瞳で」「放っておいてくれないか」などダークな曲もありますが、それを楽曲として着地させているのは、彼の歌唱力と表現力あ

[211023] BGM : 森山直太郎 - 822

本日は、 「森山直太郎」の「822」 2018年発売のアルバムです。 読みは「パニーニ」。 個人的にもっと注目されて欲しかったと思えるくらい素晴らしいアルバムです。 森山直太郎はその軽く弾むような歌い口とは違い、ドキッと思わせられたり、ズキッと心が痛むようなことをさらっと歌ってしまうシンガーです。 「822」はそんな彼のエッセンスが多く感じられるアルバムです。 笑顔で自分を責め立てるような、ある種自傷的にまで聴こえてしまうほどの苛烈な音楽に僕には思えてしまいます。 優しい

[211022] BGM : 折坂悠太 - 平成

本日は、 「折坂悠太」の「平成」 2018年発売のアルバムです。 第一印象は、とても豊潤な歌声だなと思いました。 それと相対するかのように、サウンドはアコースティック中心の素朴な雰囲気で、合わさってとても心地が良いです。 人間を樽に見立てて、中で醸造されたような音楽です。 細野晴臣を彷彿とさせるような、日本語ロック草創期やフォークの美味しいところの雰囲気を持っていて、そこも魅力的です。

[211021] BGM : Tempalay - なんて素晴らしき世界

本日は、 「Tempalay」の「21世紀より愛をこめて」 2019年発売のアルバムです。 Tempalayは2014年結成の日本のロックバンドです。 活動開始当初から話題になっていましたが、特徴は、サウンドスケープがとにかく素晴らしい。サイケデリックミュージックの文脈に、ドープな感性をミックスしている、ハイブリットな印象を受けます。その割にメロディは結構キャッチーだったり、隙がないです。 要所での初期の踊ってばかりの国や、フィッシュマンズを彷彿とさせる瞬間があります。

[211020] BGM : 羊文学 - POWERS

本日は、 「羊文学」の「POWERS」 2020年発売のアルバムです。 聴き始めるまでは、「どうせ弱っちょろい音楽やってんじゃろぉなぁ(鼻ホジホジ)」なんて印象を持ってましたが、そんなしょうもない予想はあっさりと裏切られました。 オルタナティブロックシーンのど真ん中を若い感性で突っ切っていく、強さと覚悟に溢れる音楽です。 声とギターサウンドで「きのこ帝国」を連想してしまいがちですが、もっと武器として鈍重な、剣ではなくハンマーのような。 不器用で、ただ鳴らしていくしかないよ

[211019] BGM : DYGL - Say Goodbye to Memory Den

本日は、 「DYGL」の「Say Goodbye to Memory Den」 2017年発売のアルバムです。 記事を書くにあたって、はじめて「ディグロー」と読むことを知りました。「ディーワイジーエル」って読んでました。ごめんなさい。 さらに、メンバーの内3人が、かつで存在していたロックバンド 「Ykiki Beat」だったということも知りました。 そんな彼らの初LPは、Albert Hammond Jrをプロデューサーを務めていることからも分かる通り、とにかくストローク

[211018] BGM : w.o.d. - LIFE IS TOO LONG

本日は、 「w.o.d.」の「LIFE IS TOO LONG」 2021年発売のアルバムです。 今週のテーマは「食わず嫌いで聴いてこなかった若手ロックバンド 」です。 ところどころからする往年ロックのオマージュの香り。 でも決してストレートではなく、裏の裏かいて結局王道みたいなサウンドです。 往年のロックに舌を出すかのような、とてもいい音楽をやっているなあと思いました。