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Background Music

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2021年9月の記事一覧

[210930] BGM : Public Image Limited - Flowers Of Romance

本日は、 「Public Image Limited」の「Flowers Of Romance」 1981年発売の、3枚目のアルバムです。 ベースのJah Wobbleが脱退したことで、前作まで楽曲の芯になっていた独特のうねるようなベースサウンドがなくなり、ドラム・パーカッション中心のエキゾチックで呪術的なサウンド・構成へと変化しました。 僕はJah Wobbleがだいすきなので「PILといえばMetal Boxでしょ!」となるのですが、こちらも良いですね。 なんでこの時

[210929] BGM : Talking Heads - Naked

続きまして、 「Talking Heads」の「Naked」 1988年に発売の、8枚目のラストアルバムです。 初めて聴いたのですが、前作のポップは作りとは大きく方向性を変え、エスニックでワールドミュージック感溢れる仕上がりになってます。 ヘンテコなジャケットとは違う、すごくナチュラルな仕上がりでとても良いです。 リズムとギターのノリが従来のサウンドに近い「Blind」 オリエンタル情緒たっぷりに歌い上げる「(Nothing But) Flowers」 が僕のお気に入りで

[210928] BGM : Talking Heads - True Stories

昨日に続いて、 「Talking Heads」の「True Stories」 1986年に発売の、7枚目のアルバムです。 トーキングヘッズは高校生の頃が好きですが、去年ぐらいまで意識的に聴いたことのないアルバムでした。 「デビッド・バーンよ!こんな普通にニューウェーブなんかやってどうしたのだ!」と思ってしまいました。 でもわりとツルっと聴けてしまうし、ほのかに残っているワールドミュージック要素もいいアクセントになっていて、逆に新鮮です。

[210927] BGM : Talking Heads - Speaking in Tongues

「Talking Heads」の「Speaking in Tongues」 1983年発売の、5枚目のアルバム。 ブライアン・イーノがプロデュースを辞めてからの初作品になります。 個人的にトーキング・ヘッズで一番好きな「This Must Be The Place」が入っているアルバムです。前作からの革新的なリズムはそのままに、音像は少しネイキッドになった印象です。

[210926] BGM : Herbie Hancock - Takin' Off

今日は日曜日なので、レコードを買いに街に出向いたついでに、お気に入りの喫茶店に行きました。 通っていたころは静かだった店内が、大学生らしきグループで賑わっていて、時間が経ったんだなあと、実感しました。 「Herbie Hancock」の「Takin' Off」。 1962年発売の、彼の初リーダー作品です。 このくらいキャッチーでシンプルな方が心地良くて好きです。

[210924] BGM : Horace Silver - Song For My Father

毎度ブルーノートのピアニストで、どうもすいません。 「Horace Silver」の「Song For My Father」です。 ブルーノートで売れたアルバムらしいですね。 ホレスのピアノは音色よりもそのリズム感がとても好きです。 それでいてコロコロフワフワし過ぎず、ぐっと飛行する高度をキープしているような、そんなイメージです。

[210923] BGM : Elvis Presley - The Essential Elvis Presley

今日はお休みだったので、のんびり作業をしながらの「Essential Elvis Presley」エッセンシャル盤を聴いていました。 1stとか大好きですけど、「The Wonder Of You」が聴きたくてこれにしました。 プレスリーって本当に美声ですよね。 天然のビブラートが効いていて、それでいてわざとらしくないような、聴いてて安心するような。素晴らしいです。

[210922] BGM : Bobby Timmons - This Here Is Bobby Timmons

雨じゃなくてもジャズ。雨だけど。 今日は「Bobby Timmons」の「This Here Is Bobby Timmons」です。 1960年に発表された、初のリーダー作品です。 「This Here」「Dat Dare」など有名曲たくさん。 大好きなアート・ブレイキーの「Mornin'」もあります。 というか作曲が彼だったことを初めて知りました。

[210921] BGM : Thelonious Monk -  Thelonious Alone In San Francisco

映画「ブルーノート・レコード ジャズを超えて」を見て、久しぶりのJazzブームが起きつつあります。 基本トランペットが好きなのですが、最近はピアノ重視で、その中でもお気に入りの「Thelonious Monk」の「Thelonious Alone In San Francisco」です。派手過ぎず、静か過ぎずでちょうどいいです。 オスカーピーターソンはコロコロし過ぎて苦手なんですよね...

[210920] BGM : グッドラックヘイワ - Lm

今日初めて聴いたアーティストを、今日のフェイバリットに上げます。 キーボード + ドラム(口笛)のデュオインストゥルメンタルバンド、 「グッドラックヘイワ」の「Lm」です。 ミニマルな構成ながらも、独特な爽やかさ、疾走感がある。 耳障りがいい、けどフックのあるメロディが特徴です。 僕自身、最近ジャズを聴いていると、管楽器が多い迫力ある演奏を少し敬遠するようになってきました。そんな気持ちにぴったりと寄り添ってくれるような、嬉しい出会いでした。

[210919] BGM : SuiseiNoboAz - liquid rainbow

最近虹を見ないですね。 「SuiseiNoboAz」の「liquid rainbow」です。 前作である「ubik」で、ジャパニーズオルタナティブロックとして、彼らは完成の域に達しました。 そして、そこからのメンバーの脱退を伴い、長い期間を空けてから発表されたのがこのアルバムです。 発表されたものは、TR-808を使用したであろう打ち込みを多用し、ポエトリーリーディングのようなボーカルの乗った、以前のスタイルとは大きく違ったものでした。 それでもSuiseiNoboAzは

[210918] BGM : HoSoNoVa - 細野晴臣

三連休初日、みなさんはどうお過ごしだったでしょうか。 僕は久しぶりに遅くまで外に出ていました。 ので、夜に合う音楽を紹介します。 細野晴臣の「HoSoNoVa」でした。

[210917] BGM : 腹ふり - 町田町蔵

僕にとって最高の言葉を持つ人であり、永遠のパンクロッカー「町田康」の町田町蔵名義の頃のアルバム「腹ふり」です。 北澤組、ミラクルヤング、THE GLORY、汝、我が民に非ズなど、様々な名義で音源を発表している彼ですが。その中で個人的に一番「町田町蔵」らしいアルバムだと思います。 パンクの精神性 迫力満点の文学性 上方落語よろしくな節回し 全部が詰まってるアルバムです。 町田さんについては改めてどこかでまとめます。

[210916] BGM : ゴールデン☆ベスト 友川かずき - 友川かずき

昨日からの流れで、名前が似てて困ります。 「絶叫する哲学者」こと「友川かずき」のベスト盤です。 彼の詩は中原中也に影響されているのか、とても感情的な、ダイレクトに訴えかけてくるような迫力のある詩が特徴です。 (実際にサーカスという詩のカバー曲も存在します。) 作業BGMにこれほど不向きな音楽はないと思いながらも、つい聴いてしまいます。