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最近よく聞くメタバースとは!?

giving株式会社の杉山大介です。
最近よく耳にすることの多い「メタバース」とは何なのかを題材にまとめました。

✅メタバースとは

メタバースとは、「meta(超越)」と「universe(宇宙)」の二つを掛け合わせた造語です。この言葉が初めて出てきたのは、なんと1992年にニール・スティーブンスンが発表した小説「スノウ・クラッシュ」です。

ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した『スノウ・クラッシュ』は、電脳空間を舞台とした本格的SF小説です。
近未来、アメリカ連邦政府は既に機能しておらず、各地で都市国家がフランチャイズ経営されています。もはやアメリカが世界に誇れるのは「音楽、映画、マイクロコード(ソフトウェア)作り、高速ピザ配達」の4つだけ。
そのためピザ配達人は特権階級で、ピザ配達人養成の専門大学まで存在しています。そんな世界を駆け抜ける主人公ヒロは、最後のフリーランス・ハッカーにして世界最高の剣士、そしてピザの配達人なのです。
引用:https://www.moguravr.com/snow-crash/

メタバースとは、インターネットの進化系でアバターを介して交流したり、仕事をしたり、遊んだりすることのできる仮想空間と言われています。

イメージしやすいのは、映画「サマーウォーズ」ではないでしょうか?
仮想空間OZの中に自分のアバターを作って交流するストーリーです。

✅メタバースの現状

すでにさまざまなシーンで使われていますが、例えばゲーム。
有名なところで言うと、「フォートナイト」です。フォートナイトはエピック社によって構築されたゲームで、オンラインの対戦、自分だけの島づくり、ライブのコンサートなどを楽しむことができます。
また、あつ森でいう有名になった「あつまれ どうぶつの森」です。

ビジネスシーンでは、「Horizon Workrooms」と呼ばれるZoomなどのオンラインツールが挙げられます。
Meta社(Facebook)の傘下であるOculusが開発したのがメタバースの会議システムがHorizon Workroomsです。VR空間で最大16人が参加できる本システムでは、VR空間上に自身がアバターとなって入り込み、そこでディスカッションができます。

メタバースに大使館を設定する計画を立てている国もあります。

このようにすでに身近なものやすでに開発されているものも多数ある。

✅メタバースの課題

これからビジネスとして大きく中心となるであろうメタバースですが様々な課題があります。

1つ目として、標準規格がないことです。そのため、各企業が自ら開発した空間を標準化しようとしのぎを削っています。ビジネスチャンスでもありますね。そのため標準規格にならなかった場合のリスクも大きいです。

2つ目として、法律がないことです。例えば日本の場合、メタバース上で私たちは建築物を建てることができますが、そこに建築基準法は適応されません。また、日本の民法は原則、物理的な「もの」にしかその対象範囲を定めていないため「所有権」がメタバース上では認められません。

✅メタバースの未来

物が溢れておりこれ以上大きくなる市場はないのではないかと宇宙事業が伸びておりましたが、メタバースが今後の市場を大きく牽引するものとなりそうです。多くの企業が多額の資金を使い急速に伸びています。

より便利な世の中になるというメリット、人とのアナログなコミュニケーションによる人間力が育たないデメリットなど様々な意見があります。

しっかり時代の流れを読み、勉強して行動することが重要ですね。

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