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能力は努力の差、収入は仕組みの差〜働き方の損益分岐点〜

giving株式会社の杉山大介です。
フリーランスに2016年12月に転向し、2022年3月に法人化をしたのですが、
僕が普通の会社員からフリーランスや会社経営に変えたのには大きな理由があります。

それは、「能力は努力の差、収入は仕組みの差」というの言葉を先輩経営者から教えていただいたことがきっかけです。

✅どんな収入の取り方があるのか?

収入の取り方には以下の2種類があります。
1, 労働収入
収入を上げるためにやることは、時間と交換です。
なので、シンプルに残業をすることや、副業をして時間を切り売りして収入を増やします。

2, 仕組みからの収入
ビジネスや株、不動産など自分がその場にいなくても収入が発生する状態を作ることで収入を上げます。なので、時間との因果関係がありません。

✅どうして会社員の収入はどこの会社でも大体同じなのか?

会社員の収入は以下2点で決まります。
1, 労働力を担保できるだけの生活費
一人の労働者が1ヶ月ある一定の労働力を発揮するだけの健康状態を保つことに必要な生活費です。
2, 労働力の再生産コスト
同じ労働者を生み出すのにかかる必要なコストに応じた収入となるということです。
例えば、医者の収入が高いのは、医者になるのにお金がかかっているからです。(大学の医学部に進んで6年間の教育を受け、医師国家試験に合格し、さらに2年以上、臨床研修医としての経験を積まなければならない。)

つまり、労働者の生活レベルを考えた収入の仕組みになっておらず、毎月余らないように設計されています。

✅資本主義とは誰が勝つルール?

上記のようにお金は余らないように設計されていることを書きましたが、では資本主義において誰が勝つルールと設計されているのでしょうか?

それは、資本家(経営者)が勝つように設計されています。
つまり、能力がどれだけ高くても、仕組みによって稼ぐ金額や時間の使い方に違いがあります。

ただ、今世の中にはいろんな仕組みがさまざまな媒体から情報として流れています。
その際によく見かけるのが、「誰でも簡単に!」、とか「楽して儲かる!」などと言った売り文句の情報もあります。このような売り文句の情報は全て信用がないです。

ほとんどの人が会社員という選択をしている中、ごく一部の方が経営者として仕事をしています。

ここの壁を突破するにはとてつもない努力が必要です。
目の前に大谷翔平さんが使っているバットやグローブがあっても使う人が扱えなければ意味がありません。

どんなにいいビジネスがあるのかが大事なのではなく、どんなビジネスでも扱える自分になることに注力するとよりよい人生を送れるのではないでしょうか?

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