@(アットマーク)を押せないキーボードの修理方法
キーボードのトラブルでよくあるのは、キーボードレイアウトが英語102あたりになったりしているやつで、Windowsの設定やドライバの入れ替えでなんとかなることが広く知られている。(そんな話は検索すればいくらでも出てくるので、ここでは触れない)。
また、同じくらいよくあるのがハードウェア的な故障だが、これはどうしようもないので頑張って分解して修理するか、あきらめて新しいのを買うのがいいと思う。
一方で、@(アットマーク)だけ押せない状態になるという不思議な状態に陥ることがある。正確にはキーを押しても入力されないが、長押しすると@@@@@@@みたいに連打された状態になるという状態である。ちなみに別のキーボードを繋いみても全く同じ状態で、ハードウェアには問題ないことがわかる。検索してもそのような例は少ないようで、あまり情報が落ちていないのでここに解決法を記す。
大元の原因は日本語環境のパソコンに、他の言語(多くは英語)環境を作った後に、英語環境から日本語環境に戻したことで発生する(留学生の多い大学なんかで発生することが多いんじゃないかと思う)。入力言語を切り替えるホットキーの割り当てが生き残っており、それがたまたま「@」の位置する 「 ` 」 に割り当てられているのが原因である。
対処法について Windows 11 準拠で説明すると、
設定
時刻と言語
入力
キーボードの詳細設定
入力言語のホットキー
ここで、「テキストサービスと入力言語」を開くことができるので、
入力言語のホットキーをすべて、(なし)にすると解決します。
他のWindowsOSでも基本的には「テキストサービスと入力言語」にたどり着いてホットキーの設定を切れば解決します。
本記事が誰かの助けになることを祈っています。
参考リンク
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12238394707
https://win11lab.info/win11-textservice/