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【理論武装その2】物件情報も整理しよう!【第9話】
ちょっと?、間が空きましたが再開です。
前回の第8話、無料記事にしているので、よかったら読んでください。
あんど、応援のスキ、いただけると嬉しいですw
前回の記事は、弁護士さんへの無料相談を活用するにあたり、時系列での情報整理をしておきましょう、という話でした。
時系列情報=経緯、の最低限の情報は以下なので、整理が難しいという人は以下に絞ってしまいましょう。
■時系列(経緯)
・いつから入居している
(例:2000年6月入居)
・退去して、の通知がいつ届いたか
(例:2024年1月に退去通知が届きました)
・いつまでに退去して欲しいという内容か
(例:2024年12月末までに退去をお願いします、との記載)
そして、次に整理すべき情報は・・・物件情報です!
■物件情報
・物件所在地
市区町村くらいまでの情報で大丈夫です。
法律事務所の担当範囲かどうか判断してもらう為と、そのエリアの家賃相場などを推測してもらえれば、という意図での情報提供です。
・立ち退き理由
退去通知の書面を弁護士さんにそのまま見てもらうのは当然ですが、自分の中でしっかり整理し「本当の立ち退き理由は何なのか」を認識しておく必要があります。
私の場合は「老朽化による建て替え」と通知には書かれていましたが、熟読すると「老朽化により入居者が減り儲からなくなった。儲けるために建て替える」が本当の理由だと分かりました。
つまり大家さんの経済活動、「利益の追求」の為の建て替えであることが分かります。
では、「老朽化による建て替え」とは何かと調べたら・・・
「老朽化により住民の安全を脅かしている為の建て替え」という解釈に至りました。(※あくまで私の解釈です)
・幾度かの地震で耐震性能が下がってしまった
・行政に建て替えや取り壊しを促されるようになった
など、老朽化していることが数値で表現できたり、客観的に指摘されていれば、それを改善・解決するための建て替え、と言い切れるのでしょうけど。
・家賃&家賃相場
家賃、管理費、駐車場代、などあれば、それぞれの金額を伝えます。
また、家賃相場が分かるなら、「同じ様な間取り、立地、利便性でいくら」というのも伝えましょう。
立ち退き料算定の参考になります。
・家賃支払い状況
ここ、実は大事!
殆どの人は大丈夫かと思いますが、家賃の滞納や支払い遅延が多いと交渉上不利になります。
最悪、立ち退き料がもらえない、ということになりかねないので、月々の支払いはちゃんと払っておきましょう。
現時点で滞納している分がなければ、心配する必要は無いと思いますけどね。
ということで、物件に関する情報も整理は必要です。
今回の気づき:物件の情報整理も必須です!