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スコッチの旅レポ10杯目🥃(アイラ島編)

この日のプランは非常に内容が濃い...。

最後に訪れたのは、ボウモア蒸溜所!

●ボウモア蒸溜所●
アイラ島最古の蒸溜所、創業は1779年。
経営が悪化する時期もあったが、1989年にあの日本の酒類メーカー"サントリー"が保有することになり、建て直しを行った。
👉Bowmore distillery

そんなもんでボウモアといえば!

私たち日本人にとって、スコッチウイスキーというカテゴリで最も人気のあるウイスキーの1つであることは間違いない☺️

ほんのりとスモーキーフレーバーな感じが
日本人にとっては、ハイボールにしても、ロックにしても美味しく頂ける最高のウイスキー🥃だと思う。
これはあくまで女性目線だけど、
穏やかだけど確かに香るスモーキーってまるで...

シルクハット被った葉巻の似合うオジサンなのよね笑
ちょっとデンジャラスな恋愛したい人なら落ちそうだなっていうのが私の中でずっと変わらない印象😚!

さてこの蒸溜所ツアーの醍醐味は何より
フロアモルティングが生で見られること。

これは、ウイスキーの原料=モルト(大麦)を
糖化、発酵させ、アルコールを作るために
まずモルトを「発芽」のちに「乾燥」する行程

ここは、モルトハウスという場所。
水に浸したモルトが均等に発芽されるようにグラッパーと呼ばれる鋤を手作業で引く。

これがまた大変な重労働なんだとか。
この伝統的なフロアモルティングも
今や実施する蒸溜所は珍しい
実際、ボウモアではこのモルトに触れることができる。
しっとりと水分を含んでいて気持ちいい☺️

これが発芽前のモルト。ここ周辺は、お酢のような酸っぱい香りが漂う

これが発芽したモルトだ。
その後モルトを乾燥させ、発芽を止める。
この時にピート(泥炭)を燃料にすることでスモーキーフレーバーになる😊🥃

実際にモルトを乾燥させているフロア。
ここの香りは、おそらくピートを焚いているからか、昆布や椎茸でダシを取った香りと燻製が混ざった良い香りがする。

そしてそのピートが燃やされる様子。
これが直に見られるのは本当に貴重ね。
この次にモルトは粉砕され、糖化された後、
ウォッシュバックという発酵槽で、酵母が加えられ発酵する。

直接、蓋を開けて中を覗くこともできる。
発酵する様は、
見た感じカプチーノのようになめらか
うう...匂いは発酵臭いが美味しそう。

発酵した後は、ポットスチルで蒸溜される。

スタンダードなツアーでも、ここは行かないと損な蒸溜所だなぁ。

貯蔵庫は、遠くから覗いた程度で直に触れることはできなかったが、十分貴重な体験だった。
最後は、ボウモア15年と18年の飲み比べもできるよ🤗

さて、ボウモアの蒸溜所については
ここまでだが、ここで1つ私たちは大きな問題を抱えていた

それは、大量に購入したボトルの輸送手段だ。

ここまでスパイサイド→ローランド→そしてアイラ島と巡る中で
ウイスキーのボトルを購入してきたわけだが
そろそろ日本へ配送を行わないと
これ以上は、持ちきれない量になりつつあった。

だけど蒸溜所に相談をしても誰も日本へ送る手段を知る者がいない
クリスティーンにも相談するも、明確にコレ!と言った方法は分からないようだった。

え、、、っていうか今まで日本にウイスキー送りたい人って何...誰一人いなかったのか!?

って思ったけど、もう買ってしまった以上は
なんとしても持ち帰りたい...

するとクリスティーンも「おそらくここであれば...」と言った感じで
私たちをとある場所へと車を走らせてくれた

それがここ。
初めは何の場所か分からなかったが、国際便の荷物を配送するサービスを行う場所のようだった。

(引用:DHL Express)
後にわかったのが「DHL」というサービス。
これの黄色い車が日本の街中でも走っているのを見たことある人はいるだろう。

このサービスを利用し、蒸溜所でもらった段ボールにウイスキーと梱包材を敷き詰め
自前で準備を整えて初めて送ることができた

配送料は一本あたり約3000円😰
さらに日本に到着後プラスで関税がかかるので
一本あたり約4000円近くはかかったと思う。

これはかなり、高い...

ただ、これも後々の情報によると
ケイデンヘッドなど酒屋にお願いをすると配送料も、ある程度割引されるケースがある。

時期によっても金額が変わるかもしれないので
ここで明記はしないが、少なくとも
ボトルが割れないよう梱包材は自前で用意して持っていったほうがいいだろう。

ちなみに私は今回、ボトルは全て割れずに無事に届きました😊

この日はそんなこんなでハードスケジュールだったけどなんとか無事終了!

クリスティーン・・・
こんなわけわからん日本人のワガママを聞いてくれて本当にありがとう。
クリスティーンのツアーガイドに関しては
過去の記事に書いてあるので見てね。
👉スコッチの旅レポ7杯目🥃

最後の締めは、アイラ島で有名な牡蠣!

率直に美味いです。ボウモアの街のレストランで提供されてるので
アイラ島訪れた際は、是非召し上がれ!

さて次回は、ラフロイグ蒸溜所へ向かいます!

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