スコッチの旅レポ9杯目🥃(アイラ島編)
アイラ島の蒸溜所を巡る旅
前回まで、カリラ、ブナハーブンときて
お次は、キルホーマン蒸溜所!
残念ながら私たちはこの日かなりのタイトスケジュールだったので今回の紹介する蒸溜所も細かく見れていない。
自分でも書いてても、
ああちょっと薄っぺらいなぁ!って思う!
2週間でスコットランド本土とアイラ島、多くの蒸留所を周りきるのはちょっと無理があったかなぁ...次回も行くよ、必ず。
行くならここをもっと見たかった、知りたかった等々たくさんあるから、そしたらもっといいレポを書き直そうと思う!
●キルホーマン蒸溜所●
ずんぐりした形のボトルが特徴のキルホーマン。私はこのキルホーマンが大好きだ。
👉Kilchoman distillery
キルホーマンはアイラ島の中ではまだ新しい蒸留所で、2005年から。
原料のモルトの一部を自社栽培している。
気になるピートのニュアンスは、
個人的にアードベックやラフロイグよりも落ち着いた印象だがスモーキーさはかなりしっかり感じられ、さらに麦の甘さも味わえる。
勿論シリーズによっては異なるが
ダシをとってじっくり仕込まれた深い味わいが印象的だ。
日本人にとってはまだ少しマイナーかもしれないが東京のとあるBarのオーナーによるとこれが妙にお客さんに人気があるらしい。
今後にますます期待だ☺️🥃
キルホーマン蒸留所...何と言っても小さい。
アイラ島の中で最も小さいんじゃなかったか?
時刻はちょうどお昼過ぎだった。
「ここは、カフェがオススメなの」とクリスティーンに案内され
ランチとしていただいたのがこちら。
タラのクリームスープにふわふわに柔らかいパン。正直、スコットランドの料理は全部マズ(ry...って程ではないが😅
ここに来て1番美味しい料理だった笑!
キルホーマンのポットスチル。
先程のブナハーブンと比べるとやはり小さめ。
そしてここでもウイスキー試飲は勿論を試してみたが、
うーん...思った以上ではなかったかな...何より厳選しないと、ボトル買いすぎてこれ以上は持ち帰れそうではなかったので
購入は控え、即座に次の蒸溜所へと進む。
お次は、ブルックラディ蒸溜所。
●ブルックラディ蒸溜所●
今まで私は、ブル「イ」ックラディと呼んでいたが、公式がここのウイスキーの正式名称を
「ブルックラディ」とした。
創業は1881年、歴史こそ長いものの、何度もオーナーが入れ替わり、一時は閉鎖した時期もあったが、2001年にジム・マッキュアン氏らによって再興された。
奇跡の復活とも言われており、蒸留所曰く
ありきたりなウイスキー造りでは成功は得られないという強い情熱を持っている。
生まれ変わったというイメージの強いこの蒸溜所は何より外装からしてお洒落な印象だ。
ブルックラディのラインナップも、かなり多くある。
ピートが効いてるもの、そうでないもの
また、大麦にもこだわりを持っていて
スコットランド本土の大麦(スコティッシュバーレイ)を使用したものと
アイラ島産の大麦(アイラバーレイ)を使用したものもそれぞれある。
機会があるなら酒屋やBarで飲み比べてみることをオススメする! ちなみに上の写真は、ブルックラディのラインナップのうちピートの効いたポートシャーロット。
下の写真は、最も代表的だがピートを効いていないタイプのブルックラディだ。
フローラルでエレガントというスタイルを意識して作られている。
だが何よりインパクト大のボトルといえば...
(引用:whiskymag.jp)
『オクトモア』
ピートの度合いはPPMという単位で表すことができる。
目安としてラフロイグや他のアイラウイスキーがおおよそ40〜50ppmに対してこのオクトモアは160〜200ppm前後。
要はピート最強のウイスキーというわけだ。
まぁただこのオクトモア。
私もBarで働きながらお客さんに直接提供する機会もあるわけだが
お客さんの反応は一貫して
「思ってたよりインパクトがない」
・・・これはわかる。
なんとなくピートって聞くと強烈なスモーキーや刺激を求めるお客さんも多いからだ。
そもそもピートの測り方もピート(泥炭)を燃やした際の煙の量を目安にするらしく
いくら多く煙を焚いたからといって麦芽に香り付けされるのは
どうやら限界があるようだった。
ただ味わいは穏やかで、一段と複雑味が増した香りで優しく包み込まれるような感じ。
まぁこのオクトモアシリーズも多くあるので
一概に言えないがスモーキーとフレッシュなレモンやバニラの甘さもマッチした深い味わいになっている。
これはオススメ。
さて、実際の蒸溜所では
樽から直接ウイスキーを瓶詰めするハンドフィル体験ができるとのことだったので早速試してみる。
左のボトルが、ブルックラディのブランドの1つポートシャーロット。
ピートが効いたウイスキー75£だったと思う。日本円で約1万円近くだ。
ブルックラディでは、ここで購入したボトルを日本まで配送するサービスも受け付けてくれる!アイラ島の蒸留所だとここが唯一なんだそうだ。
だから思わぬ衝動買いをしても安心😊!笑
ああ、お金が足りなくなる....www
さていよいよお次は、この日最後の蒸留所
ボウモア蒸溜所です👉
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