台風でぱちんこ激ジメ
はい、今日はですね、台風でぱちんこ激ジメ、というタイトルでお話をしていきたいと思います。
みなさん、ぱちんこ打ちたくて仕方ない衝動抑えられていますか?
先日お問い合わせいただいた方で、勝てそうにない状況だったらそのまま打たずに帰るって方がいたんですが、すばらしい冷静さですよね。
そんな強い精神力の持ち主であれば問題ないと思いますが、例えば台風シーズン、基本的には危険だから外には出れないっていう考え方が一般的ですが、それでもぱちんこを打ちに行きたくてうずうずしてしまう、そんな方も少なくないのではないでしょうか。
ということで今回は、台風とぱちんこの関係についてお話しをしていきたいと思います。台風到来でぱちんこは本当に激ジメなのか?そのあたりの真相について深堀りをしていきながら、パチ屋の営業戦略の裏側についても明らかにしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
台風到来でぱちんこ店はどうなるのか?
まずは結論から明確にしておきたいと思います。
台風到来でぱちんこ店はどうなるのか?と言う部分ですが、
はい、激ジメします。
すいません引っ張っておきながらタイトル通りです。
ただ重要なのは、なぜなのか?という部分で、ここを理解していただきたいので説明をしていきたいと思います。
そもそもこういう時は還元した方が集客できるのではないか?こう考える方もいるかもしれませんが答えはNOです。
台風がもたらすぱちんこ店への影響
まず台風がもたらすぱちんこ店への影響について見ていきましょう。
当然、稼働、売上、利益は減少します。
当たり前ですよね、台風で危険なので外出を控えるという考えが一般的である以上、ぱちんこ店への来店客数も減少します。
当然来店客数が減少すれば売上、利益もそれに比例して減少します。
ここで考えなければ行けないポイントは、あくまで減少であって、ゼロになるわけではない、と言う部分です。
これはもしかしたらお店次第で、台風の規模によるかもしれませんが、全く来店がないというのはほぼほぼ考えられないです。僕の経験上でもゼロになったことは一度もありません。
どの顧客層が来店するのか?
ではどの顧客層が来店するのか?というお話です。台風で外出は控えることが一般的である中、どんな客層がパチンコを打つのか、こう考える必要があります。
これは後程触れますが、来店客層が偏ることで、収益バランスが崩壊してしまいます。ということで、もう少しかみ砕いて説明します。
簡単に言うと、立ち回りがうまい客層しか来店しないイメージです。
というよりも全体稼働数が落ちるので、立ち回り重視のちょっとずる賢いタイプしか残らないイメージ、と言った方が無難かもしれません。
こうなるともう最悪で、いわゆるメイン機というか、お店の大事にしている集客機種しか稼働しなりますし、通常営業であれば稼働するような利益回収機種がほとんど稼働しなくなるので、一言で言うと利益が取れなくなるんですよね。
これが収益バランスの崩壊というやつです。
単純に稼働数が落ちるから激ジメするというお話ではないということです。
どの層が来店するのか、もしくは来店しないのか、ここがポイントです。
普段から自分の好む機種しか打たない人ばかり来店するなら、いくら稼働が減少しても問題ありません。
なぜなら利益回収できるからです。
そうではなくて、台風が到来するようなときというのは、そういう客層よりも立ち回りにこだわるような客層がメインになるので、利益回収機が動かない、そういう理由で激ジメするしかなくなるということです。
あえてお伝えするパチンコ店の営業戦略
ここであえてぱちんこ店の3つの戦略をご紹介したいと思います。
❶客寄せパンダ戦略
❷繁忙感訴求戦略
❸ダイナミックプライシング戦略
この3点です、順番に解説します。
❶客寄せパンダ戦略
まず客寄せパンダ戦略ですが、例えばそのままですが動物園のパンダですよね。先日もどこかの動物園でパンダの赤ちゃんが生まれていましたが、次の休みはその赤ちゃんを見に行こう、なんて計画を立てた人も多いのではないでしょうか。
あとはUSJのマリオゾーンとかもそうですよね。USJは定期的にアトラクションを変更してファンに訴求してますよね。そうすることでマンネリ化を抑制して来店回数を維持しようとしています。
ではぱちんこ店ではどうでしょうか。
新台入替、地域によっては新装開店だったり、各種イベントがそれに当たるかと思います。
こういう戦略と言うのは、それぞれの話題性や鮮度に顧客が反応して集客に結びつきますよね。それで集まった顧客というのは、当然それだけで帰るはずもなく、食事を楽しんだり別のアトラクションを楽しんだり、要は目的以外のところでお金を落としていきますよね。
ぱちんこ店も同じで、そのような受け皿を用意しています。これが利益回収機という存在です。
❷繁忙感訴求戦略
次に2点目の繁忙感訴求戦略を見ていきましょう。
これはいわゆる行列がそれです。
ラーメン店やちょっと前だとタピオカドリンクなんかもそうですよね。行列が行列を呼ぶやつです。
あれは完全に行列が広告宣伝になってるので広告費は無料です。あえて並ばせて見せている状態です。
あとは量販店のドンキホーテもそれに当てはまるんですが、ドンキの場合は陳列方法です。圧縮陳列と言って、店内所狭しと商品を陳列して繁忙感を演出しています。
ではパチンコ店ではどうでしょうか。
パチンコ店では低貸し、つまり1円パチンコや5円スロットなんかは、貸し玉料金が安いので単純に稼働数が増えます、というか遊技時間が増えます。
なので高稼働しているように見えるんですが、売上で言えば4円パチンコの4分の1しかありません。でも繁忙感は4円パチンコの2~3倍だったりするので、繁忙感を訴求するという目的は果たせています。
あとはドンキ同様に、装飾をこれでもかと行なって、店内を華やかにする手法もありますよね。
顧客はこのような賑やかさに心踊らされて、気分は高揚してしまいます。
ただ重要なのは利益率で、当然賑やかだから利益率が低いというものではなく、全くの別物なので、冷静に考えなければいけません。
❸ダイナミックプライシング戦略
次に3点目のダイナミックプライシング戦略について見ていきましょう。
これは別動画でも何度かお話ししましたが、例えば遊園地の自販機を思い出してみてください。ふだん120円とかで打ってる飲み物が180円とかになってたりしませんか?
これは、遊園地の中に飲み物の持ち込みを禁止にしていることにより、のどが乾いたら遊園地の中でしか買えないという状況を作り出しているので、それだけ高くても買うしかない、という需要を考えた料金設定なんですよね。
スタジアムのVIP席も同じ理屈です。VIP席でしか味わえない景色を用意することで、値段が高くてもいい景色で試合を見たいという需要があるからこその料金設定なんですよね。
ぱちんこ店でも同じで、週末やお盆などの繁忙期営業がそれに当たります。そういう時しかパチンコを打てないという顧客が一定数いるからこそ、高い料金、つまりぼったくりの利益率設定になってたりします。
このように、需要と供給の変動に応じて利益率を設定することをダイナミックプライシングと言います。
これは、出すところと取るところが存在しているという意味でもあります。
以上3つの戦略をご紹介しましたが、これは代表的な営業戦略です。
営業戦略に共通していること
このような営業戦略に共通していることとしては、
利益バランスです。
それは営業日別の利益バランスだったり、機種別の利益バランスです。大事なのは利益が取れるかどうか、ここにつきます。めちゃくちゃ玉を出す営業日や機種があっても、その裏でめちゃくちゃ利益を取る営業日や機種がないと成り立たないということです。
改めてまとめますが、つまり稼働が落ちると、利益回収機が動きません。つまり予定利益額が取れないということです。
なので利益バランスが崩壊します。
こうなるとメイン機という集客機種ですら利益回収機としなければならず、全部シメることになってしまいます。
普段から集客に苦戦する低稼働店が玉を出せない、アケることができないのも同じ理屈です。
その他の稼働現象事例
このような稼働減少事例は当然台風だけではありません。
大雪や大雨、地震などの天災時は同じように集客に苦戦します。コロナも同じ状態です。緊急事態宣言が出れば客足は遠のきます。
あとよくあるのが筆頭競合店の強イベント時ですね。こういう日は単純に集客が落ちますが、残ったのは常連層ばかりだと思うので、これまでお話しした状況とは少し違いますが、ただ利益回収機が稼働しないとものなれば、全体的にシメることになりかねません。
このように、外的要因などにより想定稼働を下回るような状況のときは回収傾向になるので覚えておいてください。
こういう時は行かないが吉です。
家でまったりするのが一番だと思います。
ということで、パチンコは勝てるタイミングを見極めて楽しみましょう。
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【激ジメの法則】これを聞いてもぱちんこ打ちたい衝動を抑えられませんか?台風とぱちんこから分かるパチ屋営業の実態【2021最新】
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ということで今回の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。