「言語化が苦手な私はダメなんですか?」
言語化に関する記事を連続で2本書きました。おそらく、自分の中でのブームだったのだと思います。
ありがたいことに、多くの方に読んでもらえたようで、その後、「言語化が苦手な私はダメなんでしょうか?」という心配のお声がたくさん・・・。
そんなこと言ってないです~。存在を否定なんてしてません~っ。ただ、仕事となると、見積もりが立たない(=採算が取れない)というだけのことなんです。
存在の否定ではなく、採算の話し
例えば、個人経営の小さな食堂を経営していて、おかわり自由にしているとします。たくさん食べる運動部の学生さんもいれば、そんなに食べないOLさんも来る、近所のおじいちゃん・おばあちゃんもくる、というお店で、おかわり自由で、トータルで採算が取れていたとします。
そこに、ギャル曽根級の人が、何人きちゃったら、お客さんの半分以上がギャル曽根級の人だったら、おまけに毎日きちゃったら・・・採算合わないですよね(T-T)。
ギャル曽根級の人が何人も毎日くるんだったら、食材の仕入れも変わってくるし、価格も改定しなきゃだし、ということです。
かといって、ギャル曽根さんが嫌いとか、ギャル曽根さんの存在を否定しているとか、そういうことにはならないですよね。
どうもそれが一緒になっちゃう人がいるようです。存在を否定したいのではないのでご理解ください。
web化だけの受注で、言語化まで背負わされるというのは、普通のOLと思ったら、ギャル曽根級におかわりをされた、というような感じなのです。それが、たまになら大丈夫ですが、お客さんの半分以上がギャル曽根級だと採算が合いませんよね。そんな感じ。
むしろ天才的だったりもする
言語化が苦手な方のなかには、むしろ天才肌の人もたくさんいらっしゃるので、その才能はぜひ開花させてほしいです。
私の請け負っているビジネスとしては、採算の合う見積もりを立てるのが、おそろしく難しかった、という私側の事情、腹の内をさらけだしただけなので、存在を否定していないし、好きとか嫌いとかとは別の問題なので、一緒くたにしないでくださいね。
自分へのダメだしの習慣化
ま、自己で自分にダメだしをするのが習慣になっている人は、どっからでも材料を見つけてきて、「ほらぁー、やっぱり私ってダメなんだぁ~」と自分にダメだしをする実績を積み上げていくので、何を言っても、どう弁解しても、どう励ましても、全てダメだしの材料にしちゃうので、火に油を注いでいるようなものなのかもしれませんけどね。被害者になりたい習慣がある人も同じくです。