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スーダン日記2018.8.20(3)

クタクタで家に帰ると彼のお姉さんが食事を用意して待っていてくれた。川魚の唐揚げにファスーリヤ、ポテトフライ、トマトとキュウリのレモンサラダ。

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スーダンに来て意外な感じがしたのは、風景の中に水が豊富なことと魚をよく食べること。ナイルの恵み!

豆料理も多い。様々な豆を食べる。白い豆をトマトで煮たファスーリヤも美味!

あのパン屋の長蛇の列を見た後では、パンを手に入れてきてくれたこの家のお父さん(すなわち彼のお兄さん)に感謝することしきり。

今日は朝から出かけてメインの食事は魚料理のレストランに行く予定だったのが、午前中ゴロゴロ寝て過ごし、午後は不毛に色々の修理に引きずり回され、暑さと乾燥にまみれて帰宅。そして家で魚料理が出てきた。

食べ終わった頃に、レストランに行くことを提案していた笑顔の素敵な隣人が迎えにきた。私は「あちゃー」と思い、決まりの悪い顔で別の予定ができてしまったと謝る。物事は思うようにはいかないのだ。インシャアッラー、またの機会に!


夜8時ごろ、夕涼みと羊探しの続きのため、また車に乗って出かける。

昼に一緒に出かけた友人が、また夜のドライブに迎えにきてくれた。今回は奥さまも連れて行くというのでご自宅に寄る。

奥様はゴージャスなオーラのある美人。こちらの女性は背が高くて、ゆったりとしたトーブの上から肉感が感じられるような迫力ある体型が多い。

ここにいると、日本ではなんであんなに細さにこだわる女性が多いんだろう?という気持ちになる。サイズが違いすぎて。。。

ちなみにトーブというのは、カラフルな一枚布をインドのサリーのように体に巻くスーダンの伝統的な女性の服だ。

巻き方は布の長さに応じて少なくとも2種類はあるようで、若い女の子たちは普段着ないためか、特に長い布の巻き方が分からないなんてこともあるようだった。

結婚すると意識的にトーブを身につける機会が多くなるようなことを聞いた。

友人の奥様は、腕と足に施したシマウマ柄のヘンナ(時間が経つと消えるタトゥーのようなもの)がシャープでカッコいい。

スーダンもヘンナがとてもポピュラーで、女性たちはサロンに行っては美しく描いてもらっている。日本の女性がネイルサロンに行くのと似ている。

インドとかアラブの国々では馴染みのあるヘンナだが、国によってデザインが違うのだなぁ。スーダンのは色も黒くて力強い印象を受ける。

お茶をいただいてしばらく歓談した後、「ちょっと準備してきます」と奥に下がる彼女。再び現れると、緑地の現代的なデザインの布を纏っている。

ゴールドのラインに黒の大柄の水玉が並ぶ。金色のサンダルが褐色の肌によく似合う。さっきまで着ていた赤系のトーブも素敵だったのに、あれは部屋着だったのか?マーシャアッラー。オシャレだなぁ。

彼女の運転で犠牲祭の買い出しに出発した。


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