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バンドTシャツ 指南 #0

毎回お読みいただいている方々、ほんとにありがとうございます!
「バンドTシャツ指南」シリーズが皆様の何らかのきっかけになればうれしいです。

さて、今回は表題を「#0」と名うちまして
私のバンドTシャツのきっかけについてお話を進めたいと考えています。

なぜ、バンドTシャツにひかれるのか、
なぜ、バンドTシャツを着るようになったのか、
紐解いていきたいと思います。
それでははじまりはじまりーーー

今思えば1枚のバンドTシャツが始まりだった。
伝説のアメリカのロックバンド、ニルヴァーナ。

当時、音楽を感じるTシャツーーーバンドTシャツを探していたのだが、一軒の古着屋で出会うことになる。
新品のバンドTシャツは探していなかった。
買ったことは勿論あるが、
手にしてみて何か違ったのだ、俺の欲しいのはこれじゃない、とーーー。

ある日、行きつけのお店に行って何かめぼしいものがないか探していると1つのマネキンディスプレイに目が止まった。
アウターのインナーがそのニルヴァーナのTシャツだった。(ヘッダー画像がそう!)

価格は9000円ぐらいだった気がする。
そんなに安すぎず、高すぎず。
実はバックに「NIRVANA」とグレーで刷ってある。
フロントよりバッグにひかれて購入したのを覚えている。

ボディは古いものだがプリントは比較的新しいと話を聞いた。ボディは触れた感じも粗い感じがして、袖、裾ともにシングルステッチ。
フロントには「MTV」のパフォーマンスの写真がプリントされている。

ニルヴァーナ、ニルヴァーナのフロントマンであるカートコバーンは有名であるが、当時、そんなに思い入れはなく、「カッコいい存在」の一人だった。

古着にはまっていた時期というのもあったが、ブランドにもたまに手を出していた。
だが、新品じゃ感じられない魅力がそこにはあったのを覚えている。

コーディネートは関係なし。
トップスにそのTシャツを着てデニムを履けばハッピーな気持ちになれたのだった。

その後、古着のニルヴァーナ、およびカートコバーンのTシャツを探すようになる。
「世にたくさん種類が出回っているようだ」と認識してからだろうか。
「そんなのにお金をかけて」という人もいるかもしれないがーーー、こう言ってやりたい、
「残念ながら貴方の価値観で生きてないんで」って。

例えるなら、"Tシャツ"を買っているのではなく、
"時間"を買っているようなものかもしれない。
そのバンドTが誕生して、次々とオーナーの手にわたり、俺のところに来たんだと。

また、"アート"を買っているとも言えるかもしれない。まさにプリントのデザイン、そしてバンドの世界観。

タグなんて擦りきれてしまい、表示は確認できない。
「サイズが分からないと買えないなぁ」、
ごもっともだ。
着れば小さいか、大きめかすぐわかるし、
採寸でも同様にすぐ自分のためのTシャツかわかる。
自分を理解することも時には大切だ。

ざっと書いてきたが、結局は"1枚の古着屋で買ったニルヴァーナのTシャツにひかれた"というのが初めのステップである。

コーディネートについては次回書くことにしようと思う。
つまり、「なぜ、バンドTシャツをコーディネートすることになったのか」である。

ここまで目を通してくれてありがとう。
次回も楽しみにしていて欲しい。

では、またね (⌒0⌒)/~~

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