敵意帰属バイアス
「愛憎紙一重」とか「可愛さ余って憎さ百倍」とはよく言ったもので、まさにそれだなぁと思う案件をよく目にする。
僕はこの記事で紹介されているライブ配信を見ていた。そのうえで言わせてもらうと、まずこの記事には悪意しか感じない。
東スポだしそんなもんかなとも思うけど。
コレコレさんはそもそも煽り芸が真骨頂なのでそこでの話を鵜呑みにした記事ということ自体が違和感を感じる部分。
ライターはコレコレさんのところに来たタレコミの話を事実として紹介しているつもりなんだろうけど一方の言い分だけを聞いていること自体公平性に欠けている。
あの時西野さんはルールを守るという話をされていた。意見された方はあくまで感染リスクの話をされていた。
これは平行線だと思いながら聞いていた。
①ルールとして決められた範囲内でやれることをやる。
②感染リスクがあるからルールよりも厳しい制約を課す。
①は社会に生きるものとして当然のことであり、②はそれをすべきと思った本人がすべきことであって他人に強要できるものではない。
俯瞰的に考えるとそうなる。
おそらく意見された方は西野さんが嫌いだからではなく良かれと思って進言されたのだろうということは想像に難くない。
ちゃんとした方なんだと思う。
結果的にアンチ的な行動に走ってしまわれたのが残念ではあるけれど、この時に「敵意帰属バイアス」という言葉を思い出した。
話しても話しても悪い方に悪い方に捉えてしまう人ってやっぱりいる。
というか自分の中にもそういう感覚ってあると思う。特に良かれと思ってやったことに対して思っていたのと違う答えが返ってきた時にそうなりやすい。
でも結局良かれと思ってというのも自己本位なんだということを忘れてしまっている。
敵意帰属バイアスがはたらいてしまった人に対して有効な方法は「相手にしない」ということでしかない。
あくまでも自分が敵意帰属バイアスを働かせる側にならないようにしたい。