西野亮廣という人が批判されやすい理由
「伊集院光とらじおと」に12/31の朝、西野亮廣さんがゲストで出ていた。
radikoのタイムフリーで僕は聞かせてもらっているのだが伊集院さんの客観的でかつ寛容な視点が面白かった。
伊集院さん曰くキングコングがM1の決勝に出た時のネタに対してなぜか嫌な向かい風が吹いた感じがしたというところから話をされていた。
映画「えんとつ町のプペル」についても言及されていた。
個人的になるほどなぁと思ったところがあるのでちょっと思いついたことを書いてみたい。
たしかに西野さんは批判を浴びやすい。
いや、これは西野さんがよく言われる話なのだが西野亮廣という人をよく知らない人たちが表面化している現象の表層部分だけをとらえて嫌悪感を抱いているという事に他ならないというのは間違いない。
いわゆる「知らない」と「嫌い」は近い、というやつ。
キングコングというお笑いコンビはほとんど下積み状態もないままそれこそすい星のごとく現れて賞レースを総ナメにしてスターダムにのし上がった。
まずこれが共感を得ない。。
やっぱり10年ぐらい下積み生活があったほうが共感されやすい。
吉本興業という日本最大ともいえるバックボーンによってイチオシの芸人として売り出される。
ここも共感を得ない。。。
吉本の売り出し中の芸人というだけで逆風が吹きやすい。
これに加えてビッグマウス+超ネアカ体質。。。。
亀田兄弟のビッグマウスがわかりやすいかもしれない。
実際この兄弟、めちゃくちゃ努力していたわけで特に最初に出てきた長男の亀田興毅君とかはホンマに頑張ったと思うけど、タメ口にビッグマウスが受け入れられなかった部分が大きい。
亀田兄弟に限らず格闘技系は特に前哨戦の段階でそうなりやすいのでそこが嫌いだという人も多いだろうし、そういうのが嫌いという人たちの考えを覆すのは難しいと思う。
で、西野さんの場合ビッグマウスを批判されたとしても、それをネタにして超ネアカに返してしまう。加えて理にかなった自信満々な喋りをするので鼻についてしまう人もいるんだろう。
謙虚さとか控えめさとかに美学を感じがちな日本人は特にビッグマウスを嫌う傾向にある。
さらに言うと西野さんはけっこうなんでも出来てしまう人なので。。
赤坂マラソンでは優勝してしまうし、絵を描いたら評価されるし、いわゆるイケメンだし。
まぁ2ちゃんねらーからしたら敵でしかない(笑)
ただ、あくまでも叩かれている西野亮廣というのは実は表層部分だということを叩いている人たちは気づいていない。
それでいて西野さんの人となりを知った人たちは例外なくと言っていいほど西野さんの人柄に惚れる。それが西野信者と言われてしまうので反西野側にいる人たちはさらに批判を強める。
こんな構造なんだろう。
伊集院さんの話を聞いていて、めっちゃ俯瞰的に見られていて決して西野さんに与しているわけではないし、かといって批判的でもないんだけれど、ちゃんと見ている人なんだなぁと思わされた。
たしかに伊集院さんが西野さんをアゲるようなことを言おうものなら、あっという間に伊集院さんも叩かれそうな気はする(笑)
伊集院さんが語られなかった「えんとつ町のプペル」の悪い部分の話もいつか聞いてみたいと思った。
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