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アオイ星 修正版 第一話 女子一人だけのサッカー部その6 目指せ毎日1200文字投稿

 当時小学6年生だった赤城悠貴はいじめられっ子だった猫田陽菜にコク区を決意した

「悠貴、急にどうしたの?」

「実は、俺、ずっと陽菜のことが好きだったんだ。付き合ってくれないか?」

「え?でも……わたし……」

 一瞬ドキッとした。俺、少し緊張してきて汗がだらだらと垂れてくる。

 ドキドキ

 周りの音が聞こえないくらい心臓の音がうるさい。

「わたし……ごめんなさい‼」

 と言って幼馴染の猫田陽菜は走り去ってしまった。

(え……?)

 一瞬時が止まったかと思った。泣きそうになった。でもここはグッとこらえた。

(泣いてはダメ。泣いては……余計悲しくなるだけ……)


 あれから時は経ったがもう陽菜のことは何とも思っていない。でも、陽菜が五十嵐大雅先輩と付き合い(仮)始めてからなんか変だ。授業を聞いてるときも頭が真っ白で何も聞こえない。ぼんやりしていることもしばしばあった。

「悠貴?」

「あ。陽菜。着替え終わった?」

 俺はいつも通り陽菜を着替えからまっていた。

「うん」

「陽菜。おつかれ」

「大雅くん」

 さっきまでいなかったのに急に五十嵐先輩が来た。

「先輩、お疲れ様です」

「悠貴くんもおつかれ」

 一応挨拶をしておく(先輩だから)。

「悠貴くん、」

「なんですか?」

「今日は陽菜と二人で帰るから帰ってて」

「え……」

 ふと陽菜を見る。

ごめん

 そんな顔をしてた気がする。

「わかりました」

 俺は静かにその場を去った。


わたしー猫田陽菜は今所属しているサッカー部の先輩兼彼氏(仮)の五十嵐大雅くんと帰り道を歩いていた。

「はぁー」

「陽菜、どうかした?」

「いや、悠貴に悪いことをしちゃったな……って思って……」

「まあ、仕方がないよ。気にしても仕方がないよ。そうだ。俺の来る?まだ6時だし。家まで俺が送るよ?」

「いいの?」

「うん。陽菜の好きそうな運動具がいっぱいあるよ」

「ほんと?行く」

 ということでわたしは大雅くんの家に行った。大雅くんの話によると兄弟は六人いて、弟が二人、妹が二人と姉が一人だそうだ。両親は共働きで普段は家にいないそう。

「ただいまー」

「大雅お兄ちゃん、お帰りー」

「結奈、ただいまー」

「大雅、おか……その子誰?」

「ああ。この子はサッカー部の後輩で彼女の猫田陽菜」

「彼女⁉」

 わたしは小さく首を下げた。

「なになに、大雅お兄ちゃんの彼女?」

「はい。そうです」

「陽菜ちゃん、敬語じゃなくていいよ。それで大雅の彼女か……」

 と大雅くんのお姉ちゃんらしき人が言う。

「そうだよ。みんな、仲良くしてね」

「は~い」

「じゃあ、陽菜、俺の部屋に行こ」

「あ、うん」

 その後ー

「あの大雅に彼女ができた」

「結奈お姉ちゃん、」

「うん」

「まあ、可愛いしいいんじゃない?」

「そうだね」

 大雅くんの部屋にてー

「うわ~いっぱい運動器具がある」

「だろ?お姉ちゃんとかがよく使っているんだ」

「へ~」

「俺も手伝うからやってみる?」

「うん」

 器具はそれほど軽くはなかった。というより……

「重っ」

「だろ」

「でも、頑張る」

 と言って大雅くんにも手伝ってもらいながらなんとか持ち上げられた。

「陽菜、すげ~」

「はぁはぁ……ちょっと休憩させて」

「いいよ。はい。水」

「ありがとう」

 大雅くんがくれた水はすぐに飲みほしてしまった。

「疲れたけど楽しかった」

to be countined......

(皆さんこんにちは。伊達政宗2です。本日は1290文字でした。総合7540文字。目標の13万文字まで12万2460文字です。今後の作品にも乞うご期待を。拡散、応援、アドバイスなどなどよろしく。ばいばい)

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