アオイ星 修正版 第一話 女子一人だけのサッカー部その5 目指せ毎日1200文字以上投稿

 猫田陽菜は悪口を掲示板で言われ泣いていたところを陽菜の兄ー猫田大貴の案により部活の先輩でもあり兄の友達である五十嵐大雅と付き合っていた。

 あれからわたしー猫田陽菜は幼馴染の赤城悠貴とお兄ちゃんの親友(わたしの部活の先輩でもある)の五十嵐大雅先輩(あ。五十嵐先輩って呼んじゃダメだった)の守られながら学校に向かった。お兄ちゃんの提案で最初は恥ずかしかったけど大雅くんと手をつないだ。恋人らしく。

「なんか、手、つなぐと恥ずかしいな」

「はい。わたしも心が少し、もやもやします」

「そうだね」

 大雅くんのほうをちらちらしながら顔を真っ赤にした。ふと視界に悠貴の顔が入った。わたしは悠貴は楽しそうにしてると思ったでも、悠貴はなぜか目が悲しそうに見えた。

(気のせいかな?)

 そう思いながら校門をくぐると学校がざわめいた。まあ、仕方がないよね。あの、人気者の五十嵐先輩と付き合ってるのが陰でたたかれてる女の子なんて知るはずがない。

 それでつい、

「大雅くん、」

 と呼んだ。すると大雅くんは気が付いたのか大雅くんも口を開いて

「陽菜、」

 と呼んだ。するとさらに学校がざわめいた。そのたびに悠貴の目が悲しく見える気がする。

「それじゃあ、部活でね。悠貴、きちんと陽菜を守るんだぞ」

「ああ」

 教室ー

「陽菜、すごいね。あの五十嵐先輩をおとすなんて……」

「あ。芽衣子。どうして?」

 後ろには悠貴が控えていた。

「五十嵐先輩ね、毎回のように告白されても振ってたんだ」

「ああ、そうなのね」

「しかもね、学年一の美女の須崎先輩も落とせなかったみたいなの」

「そうなんだ……」

 いまさらウソカレなんて言えないしな……

(学校一の美女の須崎先輩も告白したなんて大雅くん、どんだけ人気なの?)

 わたしは一瞬美女たちにの地雷を踏んだのかと思った。

「陽菜、陽菜、」

「ん?なに?」

「さっきから、クラス一可愛い女子の佐倉さん陽菜のこと睨んでるよ」

「え?」

 佐倉さんをみた。すると睨んでいた。睨んでるというより怒ってるように見えた。

「怖」

 クラス一可愛い女子を睨ませるとこんなに怖いなんて……思ってもみなかった。

「それな。怖いから、絶対に一人になるなよ」

「うん」

 わたしは悠貴たちが心強く見えた。

数日後ー

 俺、赤城悠貴は猫田陽菜が五十嵐大雅先輩と付き合って(仮)数日が経ったある日ー

「もういい加減慣れてきたな……」

「うん。でも、恥ずかしいのは変わらないけど」

「そうだな」

 俺はなぜか虚しかった。仮なのになんで五十嵐先輩を睨んでるんだろうか……俺、陽菜に告白したけど断られて、別に好きじゃないのに……

 じつは俺、小学六年生の時に陽菜に告白をした。

一年前ー

「陽菜、ちょっと放課後体育館裏に来れる?」

「う、うん」

 陽菜はずっとクラス全員からいじめを受けてきた。だから挙動不審になるのも仕方がない。

 放課後、陽菜は約束通り体躯間裏に来た。

「陽菜」

「悠貴、こんな時間にどうしたの?わたしを呼び出して」

「俺、実は……」

 陽菜のことが好き。その言葉がどうしても出てこなかった。でも、勇気を出して。

「陽菜のことが好きだ‼俺と付き合ってくれ‼」

 そう言ったのだ。

to be countined......

(皆さんこんにちは。伊達政宗2です。本日は1223文字でした。合計6250文字。目標の13万文字まで12万3750文字。頑張ります。今回は赤城悠貴視点も書いてみました。じゃあ、拡散、応援、アドバイスよろしく。ばいばい)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?