子どもの持って生まれた性格について


わたしの娘たち。
旬と紬。

同じ父と母の下に生まれたけど、
正反対と言っていいほど、タイプが違う2人。
旬はパパ似、紬はわたし似。
旬は寝ない、紬はよく寝る人。
旬はおしゃぶり派、紬は指しゃぶり派。
旬は寝返りとか遅かった、紬は早い。

そして、性格に関しても、2人それぞれ全然違うものを持って生まれてるなという気がする。

旬は生まれてきたその瞬間から、溢れんばかりのエネルギーを身体から放出していた。怒りも喜びも不安でも、なんにせよ、とにかくエネルギー量が人一倍多い人だなぁと、生まれた瞬間から、今に至るまでいつも思う。

昼でも夜でも、全力で泣き、全力で私を求める姿をすんなり受け止めきれないことも多かった。
なんで私じゃなきゃいけないの?なんでそんなに泣くの?なんでたった一瞬も一人でいられないの?
そんな風に思うことも多かった。

それでも全力でわたしを求め続けてくれた旬は、きっとわたしに「母として全力で愛されることの幸せと重み」を教えるために、そう生まれてきてくれたのかも、とか今は思っている。

逆に、次女の紬は、生まれて初めて抱いた瞬間に、形容し難いほどの癒しのパワーを感じた。立ち会っていたパパも「なんだこの赤ちゃん、癒しのパワーがすごい…」と言っていた。
まだ羊水まみれでシワシワで、顔だってよくわからないのに、全身から癒しの力を放っていたから、ほんとに見た目とかそういう問題じゃないと思う。

とはいえ、数週間数ヶ月経てば姉みたいに怪獣みたいになるんじゃ(笑)とか思っていたけど、5ヶ月経った今も、生まれてきた時と同じように、抱くだけで心の棘が抜けていくような、疲れが消えていくような、優しい気持ちが湧いてくるような、そんな浄化のパワーを彼女は持っている。

「ママ頑張り過ぎなくてもいいよ。リラックスしてね。ママが頑張らなくてもわたしは幸せだから大丈夫」みたいなことを、紬はわたしに教えに来てくれたのかな、とか勝手に解釈している。

わたしは「この人はわたしに何を教えてくれてるんだろう?」みたいなことをよく考えるけど、子どもたちもきっと身をもって、わたしに大切なことを教えてくれてるんだろうと思っている。

どちらにせよ、2人からは本当に尊いギフトをもらっているのである。

そして、これは、本当に本当に不思議なんだけど、2人の性格がこういう感じってことを、妊娠中の段階から感覚的に分かってた気がするのだ。

旬はエネルギッシュで心配性で個性的な人、だっていうとこまで、妊娠中に手を当ててそのキャラクターのオーラみたいなものを感じてた(笑)

紬は癒し系で、おっとりしてて、わたしの心を救ってくれる人、っていうところまでなんか感じ取っていたし、はっきりイメージが沸いていた。これは妊娠中パパにも話しをして、そのイメージから名前の方向性も考えたりした。

こう振り返るとちょっとスピリチュアルかもしれないし、とにかく母親の身体の神秘だ。

まぁでも、へその緒で繋がって自分の身体の中に住んでる時ってのは、ある意味最も子どもと近い、というか一緒であった、わけだから、感じ取っていても当然かもしれないけど。

話が脱線したかもだけど、とにかく子どもというのは生まれ持ったエネルギー、特性、パワーがあるんじゃないかなと思っている。

とはいえ、私から見た子どもの性質を、彼女たちに今後、押し付ける、決めつける気はないし、これから先全くキャラクターが変わっているかもしれない。
これからの成長過程において、それぞれ良いように使うなり、大切にするなりしてくれたなって思う。


一人っ子のわたしにとっては、
兄弟(姉妹)がいる感覚は未知なのだが、
きっとこの先、2人も、色々あるんだろう。

お互いが持ってるものに嫉妬したり、2人がいることで安心感が得られたり。
仲良くいてほしいなんて、親のエゴかもしれないけど、今の段階でも、2人がじゃれあって笑顔になっている姿とか見ると本当に幸せな気持ちになるから、
ぜひ今後も仲良く、いい関係でいてくださいという気持ちである。
お姉ちゃんや妹がいる人生、わたしは羨ましくもあります。

なんか徒然なるままに書いた、
2人の話でありました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?