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母&乳幼児2人の沖縄旅行記 day4



ついに4日目。

旅が終了してしまった。

長いようであっという間の4日間でした。

率直に、寂しい!

今日は朝起きた瞬間から、
旬が帰りたくないようーーーと泣いていた。
楽しかったから?聞くと、
うん、寂しい。と。

朝ごはんを食べにホテルのレストランへ。
旬はしっかりジュースをひっくり返し、笑
拭いていただく。
わたしが気をつけていても、ほんとに行く先々でひっくり返すんだよなぁ…
拭いてくれた優しい女性は二日間お世話になったんだけど、話しかけてくれた。

「お母さん一人で子ども2人なんて大変ですね〜」
今回10回くらいは言われたこのセリフ。

「やーほんとですよね…パパは仕事で忙しいみたいで、産休もいまだけなので、思い切ってチャレンジしてみましたが、大変でした笑 」って答えると、

「いや〜素晴らしいですね!
パパなんてどうせ一緒にいたって大して役に立たないんだし、イライラするだけだしね!お母さん勇気あってあっぱれ!」

と。笑
こりゃ経験者だな。笑

旬のことを見て、あーかわいいかわいい、と言っていた。旬も一瞬で打ち解けて、なんか抱っこされていた。笑

「あーそうだった、こんなに軽いんだったよね、懐かしいなぁ…」とつぶやいていたので、

お子さんもうおっきいんですか?と聞くと、

「もう社会人になりました。
なので、一人でここ(古宇利島)に移住しちゃいました。」

と話してくれた。
40代くらいでまだまだ若く見えたけど、
もう子育て終えて、移住してきたんだ。

なんか懐かしそうに、温かい目で見てもらって、こうやって子どもたちに求められて一緒にいられる時間って有限だということに改めて気づく。

母と子という関係性自体は一生続くものだけど、実際一緒に過ごせるのって限られた時間だし、その中でも濃厚にべったりいたいだけ一緒にいてくれるのなんてほんと短い時間かもしれない。

そんなことを考えながら、朝食をいただきながら、窓から見える綺麗な海の景色を見て、もう今日が最終日か、と。

そのあとは、てんやわんやしながらパッキングを済まし、大量の荷物を抱えながら赤子を抱っこし、バックパックを背負い、旬をベビーカーに乗せて、車へ乗り込んだ。

紬ちゃんは朝寝は敢えてさせず、おっぱいをたらふく飲ませてから車に乗せ、車内では旬が聞くだけでよく寝ていた青山テルマのここにいるよを爆音で流す。が、寝ずにぐずぐずし続けていた。笑

でも、ここまできたらもはやどんなに泣こうが無事に帰ることだけを目指す他ないので、とにかく高速を駆け抜けて那覇へ戻る。途中休憩を挟んで2時間ほどで到着した。

紬の爆泣きをなるべくノイズキャンセリングし、旬の機嫌が悪くならないようにとにかくクイズやら会話をし続け、と同時にとにかく道を間違えないようにGoogleマップと標識をばさばさ脳内で捌き、紬の負担がベルように出来る限りスピードを上げて爆走。

運転中、ふと、今自分すごい顔してそうだなと思って笑ってしまった。多分F1レーサーみたいな顔してたと思う。

その甲斐あって無事にレンタカーを返すことができ、2時間くらい早めに空港に到着。

A&Wのバーガーを食べて休憩した。お土産を買って歩き、そろそろ飽きてきたし、だんだん疲れてきたぞ…というあたりで飛行機にのり、機内ではとにかく旬を飽きさせないよう最後の力を振り絞り、無事に羽田に帰ってきた。

空港には旦那さんが迎えにきてくれていて、会った瞬間は本当に神に見えたね。笑

旬は相当喜んで、パパァ!パパァ!大好き!!!と大はしゃぎで、すぐさま抱っこしてもらっていた。パパもとても嬉しそうだった。家族3人でいなくなっちゃうから寂しかったよーと笑っていた。笑
そうだよね、ごめんごめん。笑
まぁ無事に再会できてよかったよかった。

というわけで、無事に旅が終了いたしました。

感想。

大変でしたかと聞かれれば、
大変でした。笑

普段ワンオペ営業も慣れてるから大丈夫かと思ったけど、やはり慣れない土地で、荷物や移動も多い中で、ワンオペ営業するのはかなり大変だった。
けど、泣きたくなるくらい大変な瞬間とかはなかった。大きなトラブルが起きなかったので本当に良かった。

楽しかったかと聞かれれば、
これまた楽しかった!

行ってよかったかと聞かれれば、
うん。行ってよかった。

子どもたちと一緒に素敵な景色が見れたし、
美味しい空気を吸えて、
新しい世界に触れられて、よかった。

旅をするにあたっていくつか心がけたことがあったんだけど、今後のためにも、振り返ってよかったと思うことをメモしておこうと思う。
旅に限らず、今後の自分の生活でも引き続き意識しようと思ったこともある!

①母、身軽でいるべし
子どもがいるとどうしても荷物が多くなってしまいがちなんだけど、敢えて今回はとにかく軽量化していった。自分の服は着て行った服にプラスして1セット、子どもたちも2セットくらいしか持っていかなかった。当然汚すので、毎日洗濯した。クリームや石鹸なども、使う分だけサランラップに巻いて入れるとか、とにかく軽量化。これがかなりよかった。荷物が軽いだけで、体力の消耗が全然違うし、色々スムーズだった。

②母、臨機応変であるべし
授乳ケープも軽量化のために持っていかなかった。そのかわり、最もおっぱいを出しやすい(笑)シャツで飛行機移動の日は臨んだ。空港で授乳したくなった時も、授乳室を探したけどすぐに見つからず、もう少し探そうかとも思ったが、これ以上徘徊したら疲れるし旬もぐずるだろうと判断し、その場にあったベンチに座って授乳した。
食事処が見つからなさそうなら早めに諦めてコンビニ飯にし、子どもが泣くなら諦めてすぐタクシーを呼ぶ。その判断が早かったのは今回自分偉いじゃん、と思う。


③一日の目標は低く設定すべし
あれもこれもやりたいと思うと、勝手に時間に追われ、子どもに対してもイライラしやすくなる。そもそも子どもはあれもこれもやりたいと思ってないとしたら、急ぐ理由からマイペースに過ごしてるだけなのに、そこにイライラするのはこちらの勝手だ。
今回は一日の目標をかなり低く設定して、移動が終われば良い、ビーチにいければ良い、みたいな感じにしていた。細かい他のことでやりたいことがあったとしても、その30%でもできれば上出来だ、と思うようにしていた。笑 すると自然と焦ったりイライラすることがなかった。
まぁいいや!の精神が本当に大事と改めて実感。

④母、寛大でいるべし
そう、今回旅をするにあたって、一番避けたかったことは、こどもにイライラしたり、怒ったりすることだった。楽しく遊びにきているはずの旅先で、怒るなんて想像するだけで最悪の気分だし、怒られる方も最悪だろう。しかも今回はわたしが勝手に旅行に行くことに決めて、2人を連れてきたわけなので、それで勝手にわたしがパンクしてイライラする、という自爆みたいなことだけは避けようと初めから思っていた。
そのためには特に上の子の機嫌が重要なので、まずは上の子の小さな希望を一つずつ叶えてあげることをいつも以上に意識。それから多少機嫌が悪くなったとしても応戦せずに気を逸らす提案やポジティブな声かけをする。困ったときはYouTubeやお菓子の手も臆せず借りる(笑)って感じ。でもこれがやっぱよかった。

という感じで。
気合入れてチャレンジしただけあって、学びもありました。
旅行というよりも、冒険って言葉の方が合いそうだね。

子どもたち、一緒に来てくれてありがとう。
一生の思い出ができたよ。
君たちは覚えていないかもしれないけど、
大きくなったら思い出して話させてね。
帰ってきてしまうと、大変だったことよりも新しい景色を見て喜ぶ可愛い可愛い表情が思い出されちゃうよ。


体の方はなかなかに疲弊していてしばらく疲れが抜けなさそうだけど笑

ひとまず、旅行記、
これにて完。
読んでくれた方ありがとうございました!

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