亀とブレイブと私
直近の大魔王2つが、黄金竜のよろい上を使用したブレイブナイトの構成でクリアされている。
何故ここまで流行しているのか考察という名の覚書を記す。
1、攻防一体のメリットとデメリット
メリットは、
ダメージカット率の高い盾を装備してガード状態で攻撃を受けるため、多属性への耐性を常備しているに等しい事。
通常攻撃などの無属性に対してもダメージの軽減が出来る事。
デメリットは、
こちらの通常攻撃のエフェクト表示がないため、CTが全体的に動かない事。
ガードが解かれる状態異常に弱い事。
2、デメリットへの対応
状態異常については、メリットの盾でダメージカットができることで、他の部位の装備や食べ物を使い状態異常耐性を確保できるという点から、ある程度の緩和は見込める。
溜まりづらいCTに関しては、大魔王などの高難易度ボスは通常行動のエフェクトが派手な分、相手の行動時のCTがよく溜まることや、
今回のゼイアンイライザで見ると、前後の入れ替え時・片方が倒れる、などの演出のタイミングでもCTが溜まるため、普通よりもクエストあたりの全体的なCTの上昇率が高い設定になることで補っている。
さらに、水魚の交わりと言おうか、マリアージュと言おうか、すばらしい出会いがあった。
3、君の名は
本来であれば亀は手数の出せない構成だったのだが、超越スキルと合わさる事で、それ以前とは見違えるほどの手数を手に入れた。
極端な例だが、今までの亀4は
4人がガードする
こちらの通常行動が盾消費で終わり、CTが溜まらない
敵の通常でスキルが溜まる
4人がスキルを1回づつ打つ
1ターン経過
とターンあたりの手数の少なさが圧倒的なデメリットとして存在していた。
ここにリベホ滑りを入れることで手数をできるだけ増やす、という対策をしていたが、彗星のごとく現れた新スキルがこのデメリットをほぼ消し去ってしまった。
私、超越スキルと申します。
このスキルの仕様が世界を変えた。
本来、使用したスキルの秒数の25%が、使用していないスキルCTの針を戻す、という戦闘システムを超越してしまったのだ。
200%までスキルを溜める事ができる超越スキルには書かれていない仕様があり、100%を超えた、つまり2周目に入った以降は、いかなるCT減少効果を受けても100%未満にはならないのである。
100%の箇所にまるで栞を挟んでいるかのように、命竜抜刀斬はCTを保っているのがわかるだろうか。
このおかげで、ガード後即超越スキルを連打することも、少し待って旧来の赤スキルから超越連打することも可能になった。
4、ご職業は・・・?
何故職スキルでバフをかけることができないブレイブナイトが選ばれているのか、
高いステータス
ブレイブリンクに超越スキルを入れることでさらに1手増やす事ができる
なによりも
バイシピオラマラーを自己調達できるため、補助職の席が喫煙席くらいに追いやられるためだろう。
スクルトフバーハは盾の高カット率で対応、バイシピオラは自分でできる。
隙を見てマラーも打てる。
ブレイブ4人を選択する大きな理由となる事に違いない。
5、今後
高難易度は、今後どのような対策をとってくるのだろう。
物理ダメージカットは一番手軽に出来る対策だが、後が続かない。
ガードブレイク技が多用される時代が来るのではないかと予想しているが、高い頻度でガードブレイクをしてくると、そもそものダメージ量の調整が非常に難しくなるだろう。
素晴らしい対応策を期待する。
(亀4は普段とちょっと違うスキル回しでいい動きになることもあるから、スキル溜まっても即打ちしないとか、ガードのタイミングとか色々慣れるといいと思うよ)