はじめてTableauを触る教職員向け 箱ひげ図について
1.箱ひげ図とは
四角い箱に、ひげが生えている形をしているグラフを「箱ひげ図」と呼びます。箱ひげ図はデータのばらつき具合を示すのに用います。
また、複数のデータのばらつきを比較する事もできます。
2. 箱ひげ図の読み方
箱ひげ図は、データを小さい順に並べて4等分した区切りの値である四分位数(しぶんいすう)で作られていて、それぞれの区分にはデータの25%の値が含まれます。
また、図に登場する言葉の説明ですが、中央値とはデータを小さい順に並べたときデータのちょうど中央にあるデータのことで、第2四分位数と同じです。
3.ExcelデータをTableauで読み込み箱ひげ図を作成する方法
ExcelデータをTableauに読み込ませる方法については、以下の記事内の
「2.ExcelデータをTableauで読み込み散布図をつくる方法」の①~④を参照してください。
①例として「世界史」の成績から箱ひげ図を作成します。
図のように、「世界史」を「列」にドロップする。
②図のように「マーク」の下の逆三角形をクリックし、「円」を選択する。
③図のように「生徒id」を「詳細」にドロップする。
そうすると、円が生徒idごとに分かれる。
④図の「アナリティクス」をクリックする。
⑤図の「箱ヒゲ図」を「セル」にドロップする。
⑧図のようにドロップダウンリストから「ビュー全体」を選ぶ。
⑨図のような箱ひげ図ができあがる。
⑩マウスカーソルを箱ひげ図までもっていくと、箱ひげ図について説明が表示されるので、中央値なども確認できる。