「人口データの可視化と分析」から見る効果的な自治体データの可視化
ごあいさつ
「データプラットフォームくれ」では、APIを用いた呉市のデータ提供と、それらのデータを活用したユースケースを公開しております。
ユースケースは現在5つ公開中です。
本noteでは、今回からユースケースを1つずつご紹介させていただきます。
人口データの可視化と分析
今回ご紹介するユースケースは「人口データの可視化と分析」です。
【データプラットフォームくれ ユースケース:人口データの可視化と分析URL】
国からは、毎年人口データが公表されています。それらは全て地方公共団体から集計されたものです。まちづくりを行う上で市全体だけではなく、各地域の細かな統計データがあれば、絞り込んだ地域における分析ができるようになります。
人口データとは
人口推移、人口ピラミッド、人口増減のデータは、呉市を構成する18地域のデータが閲覧できます。この3点のデータは異なる地域を並べて比較もできます。呉市は瀬戸内海に面する陸地部と、倉橋島や安芸灘諸島などの島しょ部で構成されているので、比較するものによっては大きく異なります。
人口に関するデータはシンプルで取り扱いやすく、まちづくりや地域づくりに欠かせないデータになります。
例えば、人口データを利用して、人口の動向や変化を分析します。
年齢層別の人口構成、出生率、死亡率、転入・転出の数など、さまざまな要素を考慮して、人口動態の現状を把握することができます。
現在の人口動態をもとに、将来の人口予測を推計することで、住宅地の整備、交通インフラの改善、教育施設や医療施設の充実など、人口の変化に合わせた施策を検討することができます。また、高齢化に対応した福祉施設や介護サービスの検討にも役立てることができます。
人口データの活用事例
また、別の例としては、他のデータと組み合わせて商業施設立地の最適化に役立てることもできます
人口分布の分析
呉市の人口データを基に、地域ごとの人口分布や人口密度を分析します。人口の集中地域や人口の増加が見込まれる地域を把握します。
需要の予測
人口データと消費行動のトレンドを組み合わせ、各地域の需要予測を行います。人口構成や所得水準などを考慮し、住民のニーズや消費傾向を予測します。
競合分析
既存の商業施設や競合店舗の分布を調査し、各地域における競合状況を分析します。競合店舗の種類や特徴、顧客層などを把握し、自社の立地戦略を検討します。
商業施設立地の最適化
分析結果と需要予測を考慮しながら、商業施設の立地を最適化します。人口密度の高い地域や需要が高い地域に重点を置き、販売エリアの拡大や新たな店舗の出店計画を策定します。
このように人口データはとてもシンプルですが加工性が高く、街の活性化へ直接的につながりやすいデータとなります。
「人口データの可視化と分析」のユースケースでは実際にグラフを操作することができます、可視化することにより多くの方が理解しやすくなります。
【データプラットフォームくれ ユースケース:人口データの可視化と分析URL】
ぜひ、データプラットフォームくれのAPI提供、ユースケースをご覧いただき、実際にご利用いただければ幸いです。データを利用した地域課題解決やスマート化をご体験ください。
【データプラットフォームくれ URL】
【データプラットフォームくれ APIドキュメント URL】
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