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【2025年3月期第3四半期決算のここを見てほしい!】~単体のサブスクリプション売上は堅調に推移、M&Aによる事業成長も加速~

はじめに

こんにちは!
株式会社データ・アプリケーション(東証スタンダード:3848)(以下、DAL)の経営企画管理本部・経営企画グループです。

DALでは、2025年2月3日に、2025年3月期第3四半期決算短信を発表しました。また、前四半期と同様にIRTVにて説明動画並びに説明資料も公開しています。

前四半期(2025年3月期中間期)についてはこちらのnoteもご参照ください。


<決算概況>

※当社は2024年7月に、株式会社WEELを買収、子会社化いたしました。これにより当社は、2025年3月期中間期より連結決算へと移行しており、業績に関しましても連結の数値となっております。

また、記載の業績ハイライト以降のデータは、前年同期、あるいは前年度末の非連結数値との比較分析を行っています。

2025年3月期第3四半期業績ハイライト

売上高1,752百万円(前期比▲23.2%)、営業利益86百万円(前期比▲86.5%)、経常利益114百万円(前期比▲82.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益80百万円(前期比▲84.4%)という結果となりました。

参考ではありますが、中期経営計画で業績指標に採用しているEBITDA(営業利益+各償却費+株式報酬費用)は162百万円となっています。

売上高は、前期の一過性特需であるパッケージ売上と関連する売上がなくなったことで、売上高が減収となり、それに伴い営業利益も減収となっています。

しかし、中期経営計画に掲げた「収益安定性の向上」のためのサブスクリプション売上への移行は順調に推移しています。

<着目ポイント:売上構成のサブスクリプション売上>

2025年3月期第3四半期を含めた売上構成の推移は下記の通りです。

売上構成の推移

戦略的なサブスクリプション販売強化により、サブスクリプション売上が堅調に推移しています。現在、サブスクリプションへの移行により、一時的な売上減少が見られるものの、これは中長期的な収益安定性を図るためのビジネスモデル転換によるものです。

また、2024年7月にグループインいたしました、WEELの子会社化により、サービス売上が増加しています。

尚、サブスク・メンテナンス・タームライセンスなどからなるストック型収益であるリカーリング売上は、第3四半期売上全体の約8割となっています。

<トピックス>

当社は当期(2025年3月期)から2027年3月期までの3ヶ年の中期経営計画にて、「事業領域の拡大・開拓」・「収益安定性の向上」・「人的資本経営の推進」の3本の柱を掲げております。中期経営計画および当期の経営方針と進捗は以下の通りです。

中期経営計画の3本の柱

①   事業領域の拡大・開拓

2025年2月
デジタルトランスコミュニケーションズ株式会社(以下、DTC社)と株式会社メロン(以下、メロン社)がDALにグループイン!

WEEL社と4社連携で次世代のデータプラットフォーム構築を目指します。

次世代のデータプラットフォーム


ワークマネジメントプラットフォーム「Placul(プラカル)」、無料で利用できるフリープラン開始!

Placul フリープラン登場

・WEEL社、大手企業とのPoC案開発案件や開発案件を複数受注

② 収益安定性の向上

・サブスクリプション売上高の順調な伸長
・カスタマー・サポート・サービスが2年連続三ツ星を獲得!

2年連続 最高評価の三ツ星を獲得

カスタマー・サポート・サービスがHDI-Japanの主催する2024年度のHDI格付けベンチマーク「クオリティ格付け」部門にて、2年連続、最高評価の三ツ星を獲得しました。

<当期連結業績見通し>

WEEL社グループインにより、2025年3月期中間期より連結決算へと移行しております。これに伴い、個別業績予想を取り下げ、連結業績予想を公表しました。

2025年3月期 連結業績予想の修正

尚、配当方針については変更ございません。

当社は、長期的に継続した研究開発投資を必要とする事業特性を持っています。そのため、短期的な業績指標に基づくものではなく、財務体質の強化と長期的な企業価値の向上を踏まえたものでありたいと考えています。

株主資本配当率(DOE)の3.5パーセントの水準を勘案、配当額25円を下限額とした配当を行います。

<株主優待制度の拡充>

当社では、株主の皆さまの日頃のご支援に感謝し、2023年1月より「データ・アプリケーション・プレミアム優待倶楽部」による株主優待を実施しています。

当社株式への投資の魅力を一層高め、より多くの方々に当社株式を保有していただくことを目的として、2025年3月末日の基準日より、1,000株~1,900株、及び2,000株以上の優待区分を新設し、株主優待ポイント制度を拡充します。

詳細は以下の表およびこちら(データ・アプリケーション・プレミアム優待俱楽部)をご覧ください。

拡充後 保有株式数別贈呈ポイント一覧

最後に

繰り返しになりますが、IRTVにて公開されている説明動画等、以下の資料も併せてぜひご覧ください。

<2025年3月期第3四半期決算・関連資料>
2025年3月期第3四半期 決算短信
2025年3月期第3四半期 決算補足資料
2025年3月期第3四半期 決算補足動画
1UP投資部屋ラジオ

<その他>
2025年3月期中間期note
中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

<公式サイト>
コーポレートサイト 
IRサイト 
当記事に関するお問い合わせはir@dal.co.jpまでお願いいたします。

(ご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しており、有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。



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