2024年3月期第3四半期決算概況ポイント解説 ~売上・利益ともに順調に進捗~
こんにちは。株式会社データ・アプリケーション(東証スタンダード:3848)の経営企画管理本部・経営企画グループです。
DALでは、2024年2月5日に、2024年3月期第3四半期決算短信を発表しましたので、決算の概況、ポイントについてご説明します。
詳細につきましては、当社HPに決算短信を公開していますので是非ご覧ください。
業績ハイライト
2024年3月期第3四半期累計期間の経営成績は、売上高2,281百万円、営業利益641百万円、経常利益661百万円、四半期純利益516百万円となりました。
上期にパッケージ(売り切り)の大型案件や、想定を上回る複数のバージョンアップ案件を受注し、一過性の特需が発生したことに加え、第3四半期が売上・利益ともに順調に推移したことにより、当期業績予想に向け予定通り進捗しています。
第3四半期累計期間の経営成績は、利益項目において当期業績予想を上回っていますが、業績予想の修正は行っていません。その点について補足いたします。
当社は当期重点施策「人材の確保と育成」「企業力強化の取り組み」の一環として、採用強化、労働環境の整備等の人的資本経営に向けた取り組みや、テレビCMをはじめとした認知度向上のための広告宣伝施策に対し、第4四半期に集中的な戦略的投資を行っています。
その影響で、2024年3月期全体としては、11月に修正しました業績予想の数値に着地すると考えています(売上高2,900百万円、営業利益520百万円、経常利益540百万円、当期純利益426百万円)。
戦略的投資は、来年度より始まる次期中期経営計画期間や、その先の、長期的な未来を見据えて行っているものです。
先ほど少し触れましたが、直近では「データ・アプリケーション」という社名をより多くの皆様に知っていただくことを目指して、DAL初のテレビCMを制作し、2月8日より放映を開始しています!併せてタイアップ記事の公開やセミナー登壇など、媒体を使い分け、広く深くDALを発信しています。
また、自社パッケージソフトの開発ベンダーである当社の企業成長の軸は人材です。求職者の方々に広くDALの魅力を知り、興味を持っていただくために採用サイトをリニューアルいたしました。移転した新本社オフィスは、完全フリーアドレスの開放的なオフィスデザインやドリンクの無料提供など、働きやすい環境を整えています。採用強化に力を入れた結果、第4四半期には10名以上の増員を見込んでおります。
それぞれの戦略的投資の目的や裏側については、こちらのnote「DAL通信」でも随時お伝えしていきます。長期的にDALの企業価値を高めるための活動を推進しておりますので、ご理解いただけますと幸いです。
参考情報 ~前年度(連結)との比較~
上図では参考情報として、前年同四半期の連結業績との比較分析を行っています。
全ての項目について増収増益で着地しています。
パッケージ売上の増加幅が注目されがちですが、その大部分が一過性の特需によるものであり、実質的には注力しているリカーリング売上、サブスクリプション売上が順調に伸びています。
2023年12月単月のサブスクリプション売上高は、2021年3月単月のおよそ4.2倍まで伸長しました。
短信の補足 ~本社移転の影響~
DALでは、当期重点施策である「企業力強化の取り組み」の一環、加えてハイブリッドワークを推進し、働きやすい環境を整備することによる優秀な人材の確保や生産性の向上等を目的として、2023年12月に本社を移転いたしました。
その財務的な影響についてご説明します。
本社移転に伴うオフィス設備の新調によって、リース債務や資産除去債務といった固定負債が増加しています。
また、事務所移転費用2,965千円が特別損失として計上されています。
今後、2024年3月期の財務状況への影響が生じた場合には、その内容を速やかに開示いたします。
最後に、2024年3月期第3四半期決算概況について、Youtube「1UP投資部屋」「1UP投資部屋IR note 」でも解説いただいていますので、そちらもご覧ください。
<公式サイト>
コーポレートサイト
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当記事に関するお問い合わせはir@dal.co.jpまでお願いいたします。
(ご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しており、有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。