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【2025年3月期第1四半期決算のここを見てほしい!】 ~減収減益なるも、サブスクは堅調に推移~

はじめに

こんにちは!
株式会社データ・アプリケーション(東証スタンダード:3848)(以下、DAL)の経営企画管理本部・経営企画グループです。


DALでは、2024年8月5日に、2025年3月期第1四半期決算短信を発表し、今回から四半期ごとに補足資料も開示することとしましたので、決算の概況、ポイントについてご説明します。

詳細は下記をご参照ください。

2025年3月期 第1四半期決算短信

なお、今回よりIRTVにて補足説明動画も公開していますので、併せてご覧になってください。

◆2025年3月期第1四半期 決算補足資料
◆2025年3月期第1四半期 決算補足動画

まず、概況をお話する前に、今回から補足資料の開示や補足説明動画を公開することになったのには、いくつか理由があります

現状では第2、第4四半期後に決算説明会を開催していましたが、第1、第3四半期での情報開示が不足していました。限られた機会だけでは当社の伝えたいことが伝わらず、また投資家や株主の皆様からも、説明資料はないのかとの声をいただいておりました。

そこで今回より、すべての四半期のタイミングで皆様への情報発信の機会を設け、当社についてもっと知っていただきたいとの思いから、補足資料や動画にてご説明させていただくことにしました。
今後も、投資家・株主の皆様からの声に耳を傾け、対話を続けるとともに、情報開示に努めていきたく思います。

<決算概況>

2025年3月期 第1四半期 業績の要旨

売上高 548百万円(前期比▲28.0%)、営業利益3百万円(前期比▲98.4%)、経常利益19百万円(前期比▲91.7%)、四半期純利益14百万円(前期比▲93.2%)で着地しました。参考としてEBITDA(営業利益+償却費+株式報酬費用)は24百万円となり、厳しい結果となりました。

売上高は、前期の一過性特需がなくなったことが影響し、減収となっています。一方でサブスクリプション売上は順調に推移しています。

営業利益は、当社の事業の特性として、売上が減れば、営業利益も減る構造となっていること、移転に伴う家賃などの減少効果もありながら、事業拡大に伴い、人件費が増加していることが影響し減益となっています。

<ポイント:全ライセンスサブスク化加速、中長期的な収益の安定性確保のためのビジネスモデルの転換期

売上構成

売上構成は、リカーリング売上が468百万円、うち、サブスクリプション売上182百万円、メンテナンス266百万円、タームライセンス18百万円です。パッケージ売上、77百万円、サービスその他、2百万です。リカーリング売上が、売上全体の約8割の構成となっております。

<着目ポイント①:パッケージ売上>

前第1四半期(24/3月期1Q)と比較し、大幅な減収となっています。当第1四半期(25/3月期1Q)は、以下に記載の、前第1四半期に発生した一過性の特需効果がなくなり、今回の売上となっております。

【前第1四半期(24/3月期1Q)】
・大型案件をパッケージにて受注
⇒パッケージで売上げると、それに伴う保守料(メンテナンス)も付随して増加
・バージョンアップ案件を複数受注
⇒タームライセンスという期間利用のライセンスも増加
※これは止まってはいけないシステムのため、切り替え時、古いバージョンと新しいバージョンを平行稼働させることに起因。

<着目ポイント②:サブスクリプション売上>

順調に伸長し、その割合も増加しています。
当社は経営の安定性を確保するべく、前中期経営計画(2022年3月期~2024年3月期)より、ボラティリティの高いパッケージ販売から、サブスクリプション売上への転換を戦略的に図っている過渡期であり、それがこちらの売上全体の推移や、その構成からみとれます。

<着目ポイント③:なぜサブスクリプションを強化すると売上が減っているように見えるのか?>

例えば100万円の製品があるとしましょう。

仮に、4月にパッケージで売上をたてるとするとその期に100万円売上がたちます。これに加えて保守料(メンテナンス売上)が年間15万円プラスされると、売上は115万円となります。

パッケージ売上のイメージ

それをサブスクに変えるとします。当社では目安として、サブスクリプションは売り切りの約4%を月額でいただいている、つまりここでは4万を月額で頂きます。

仮に5月開始とすると5月~3月(11か月分)=44万円の売上になります。

サブスクリプション売上のイメージ

売り切り115万円とサブスクは44万なので、サブスクは売り切りの半分以下の売上に見えるというわけです。

サブスクリプションMRR

サブスクなので季節要因も少なく、順調に右肩上がりで推移しています。2024年6月単月の売上高は62百万円となり、はじめて、60百万を超える水準となりました。
また、前中期経営計画の開始前年となります2021年3月の単月の売上高と比較すると、その売上高は、約4.5倍となっています。

最後に

最後に、繰り返しになりますが、今回の決算について、IRTVにて補足説明動画も公開しています。

2025年3月期 第1四半期決算 補足動画

また、新たな取り組みとして、決算当日(2024年8月5日)、1UP投資部屋の新企画1UP投資部屋ラジオ」にて決算の深堀、質疑応答をしておりますので併せてご覧ください。

新中期経営計画(2025 年 3 月期~2027 年 3 月期)についても、IRTVにて代表取締役社長安原武志がその概要や、 株式会社WEELの子会社化についてご説明しています。特に、全ライセンスをサブスクリプション モデルに移行させながら、売上高 33 億円(2027 年 3 月期目標値)を目指すための取り組みについてお話しています。
こちらは、IRTV週間ランキングで1位✨の再生回数とのことですので、是非ご覧ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

<公式サイト>
コーポレートサイト 
IRサイト 
当記事に関するお問い合わせはir@dal.co.jpまでお願いいたします。

(ご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しており、有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。


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