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世界の果てまでトッテKO!|⑧基本的なレタッチ技術

RAW現像から色彩調整まで!現像ソフトを使いこなそう
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イソト:先輩!撮った写真を見返してたんですけど、なんか思ったより暗かったり、色が微妙だったりするんですよね…。
シャタ川:そういうときこそ、レタッチの出番だ!写真は「撮る」だけじゃなく「仕上げる」ことで完成するぞ。
イソト:なるほど!でも、レタッチって難しそう…どこから手をつけたらいいんですか?
シャタ川:よし、今日は「基本的なレタッチ技術」について詳しく解説していくぞ!



1. RAW現像の基礎

シャタ川:まずは、撮影後の画像を調整する「RAW現像」から説明しよう。

① RAWとJPEGの違い

  • RAW:データが圧縮されていないので、自由に調整が可能(推奨)

  • JPEG:カメラ内で処理済み、調整できる幅が狭い

② ホワイトバランスの調整

  • 色温度を変更して、暖色系・寒色系の雰囲気を調整

  • 撮影時にズレても、RAWなら後から修正可能!

ホワイトバランス調整の比較

③ 露出補正とコントラスト調整

  • 露出補正 → 明るさを調整して適正な明るさにする

  • コントラスト → 画像のメリハリを調整し、立体感を出す

暗すぎる写真 vs 適正に補正された写真

※左は暗すぎるわけではなく白トビをぎりぎりまで抑えた撮り方であり技です。このあたりがカメラマンの腕の差になってきますね。

イソト:へぇ〜、RAWで撮ると後から細かく調整できるんですね!
シャタ川:そうだ。現像で補正すれば、思い通りの写真に仕上がるぞ。


2. 画像編集ソフトの基本ツール

シャタ川:次に、画像編集ソフトの基本操作を紹介しよう。

① LightroomとPhotoshopの違い

  • Lightroom(現像ソフト):写真の一括管理・現像に便利(初心者向け)

  • Photoshop(レタッチソフト):高度な編集・合成が可能(プロ向け)

② Lightroomの基本ツール

  • 明るさ・コントラスト調整 → 画像全体のトーンを整える

  • 彩度・自然な彩度 → 色を鮮やかにしすぎず、自然に調整

  • 部分補正ツール(ブラシ・グラデーション) → 特定の部分だけ明るさや色味を調整

Lightroomの編集画面スクリーンショット

③ Photoshopで作成できる一例

映画INCEPTIONに影響された次の日に作成
雪が降ったら美しいなと感じて作成したつもりかけと木の柵にも付着しているや雪の距離によってのボケなどを複数のブラシで表現している
プラネタリウムの後ろに星が欲しくて作成して友人の星との合作

イソト:Lightroomが初心者向け、Photoshopが上級者向けって感じなんですね!
シャタ川:そうだ。まずはLightroomで調整を覚えて、Photoshopにも挑戦するといいぞ。


3. トーンカーブとカラーグレーディングの初歩

シャタ川:仕上げのレタッチで重要なのが「トーンカーブ」と「カラーグレーディング」だ。

① トーンカーブとは?

  • 明るさ・コントラストを細かく調整できるツール

  • S字カーブを作ると、メリハリのある写真に!

S字カーブの調整例

② カラーグレーディングとは?

  • 色のバランスを調整し、映画のような雰囲気を作る

  • ハイライト・シャドウ・ミッドトーンを個別に調整可能

トーンカーブやカラーグレーディングをしたことで右のような画像に仕上げてます。

イソト:トーンカーブって、ちょっとの調整で印象がガラッと変わるんですね!
シャタ川:そうだ。カラーグレーディングもマスターすれば、ワンランク上の写真が作れるぞ。


まとめ

  • RAW現像でホワイトバランス・露出・コントラストを調整

  • Lightroomでの基本編集、Photoshopでの高度な編集を学ぶ

  • トーンカーブとカラーグレーディングで印象を調整する


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