退屈なブラウザ操作はBrowseruseにやらせよう
「毎日100件のフォーム入力をしなければならない...」「同じようなWebサイトの情報収集を何度も繰り返している...」。
そんな退屈な作業はLLMにやらせましょう!
今回はブラウザ操作をAIが自動実行してくれる神ライブラリ「Browseruse」の紹介記事です。
Browseruseの特徴
Browseruseは、文章での指示だけでブラウザ操作を自動化できる新しいツールです。Pythonの初歩的な知識があれば、やりたいことを文章で指示するだけで操作を自動化できます。
主な用途:活用例
「新規顧客100社の問い合わせフォームに情報を入力する作業が、わずか数分で完了」。このような業務改革が可能になります。
問い合わせフォームへの自動入力
サイトでの情報収集自動化
導入方法(5分)
必要なものは以下だけです:
Python環境(インストール済みのPC)
OpenAIのAPIキー
インストールは2行のコマンドで完了:
pip install browser-use
playwright install
Googleフォームの問い合わせを自動化(5分)
例えば、問い合わせフォームの自動入力はこのように指示します:
1. 問い合わせフォームにアクセス https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdNH8aiN7BFtg3XzzxEFw0mXT09rDv2-HhKWGecabAAlHbscg/viewform
2. フォーム記入
- 名前: John Doe
- 会社: HOGEHOGE TECHNOLOGY
- メールアドレス: john.doe@hogehogeteclnology.co.jp
- 問い合わせ: VBA開発のご相談をしたいです。
3. 送信
これをpythonで記述します
from browser_use import Agent
import asyncio
async def main():
agent = Agent(
task="""
1. フォームにアクセス
2. 以下の情報を入力
- 名前: 山田太郎
- 会社: テック株式会社
- メール: yamada@tech.co.jp
- 内容: 資料請求
3. 送信
""",
llm=ChatOpenAI(model="gpt-4"),
)
await agent.run()
実行します。
python main.py
ブラウザが自動で立ち上がり、送信まで行うことができます。
まとめ
Browseruseの3つのポイント
文章で指示するだけでブラウザ操作を自動化できる
プログラミング知識はほとんどいらない。
問い合わせフォームへの自動入力, webでの情報収集自動化に応用可能
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※本記事の情報は2025年1月時点のものです。