![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73817753/rectangle_large_type_2_291e032b175335e3c2c0e166a9f57d57.png?width=1200)
【ミニアップデート】詳細レポートにOS別ディメンションが加わりました!
こんにちは。DATA STRAP編集部です!
この度、詳細レポートにてOS別レポートが見れるようになりました。
こちらの記事ではOS別ディメンションを追加した背景、詳細な設定周りについてご説明したいと思います。
背景
ここ数年騒がれている「ITP」というiOS側の仕様変更の影響により、広告主サイドの市場が大きく変化しました。
ITPとは?
ITP (Intelligent Tracking Prevention)とは、Apple社のiOS11からブラウザ「Safari」に搭載されているトラッキング防止機能です。ITPは複数回のアップグレードを経てCookieの規制が強化され、2020年3月にAppleのWebKitエンジニア、ジョン・ウィランデル氏より、3rd Party Cookieが全面的にブロックされるようになったことが発表されました。
サードパーティCookieを活用した代表的なWeb広告であるリターゲティング広告の配信量の制限や、コンバージョン(成果)の減少によりiOSの広告主パフォーマンスに打撃が走りました。
事実、OS別(iOS、Android)で広告主効果に差が出ていることは間違いありません。
このようなことからOS別パフォーマンスの可視化をしていただくために、ディメンションを付け加えることが決まりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1646657865908-vfoKld6jMP.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1646658049052-sPCtse7dE9.png?width=1200)
機能説明&設定方法
OS別で見れると言っても、自動でOS別に振り分けられるものとそうではないものがございます。
自動化されているもの:GAM系デマンド(AdX,Open bidding, PMP,Prebid,TAM等)
自動化されていないもの:上記以外のデマンド
OS設定が必要な広告枠は、「設定->広告枠管理」にてラベリングの対応をお願いします。
※事業者側でそもそもOS別に広告枠が分かれていない場合は、DATA STRAP側でも振り分けができないような仕様になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1646657566905-PYWYZ7XCLg.png?width=1200)
簡単な設定方法として、「名前で絞り込み」にOS情報を記載の上「対象枠の一括選択->OSを変更する」がおすすめのやり方です。
![](https://assets.st-note.com/img/1646657599203-bBVfpnzZFG.png?width=1200)
クリエイティブ名にOS情報がない場合は、各事業者の管理画面にてご確認いただくようお願いいたします。
その他、ご不明点等ございましたら担当者までお問い合わせください。