まだまだやばいデータ活用
初めまして!私はIT系のベンチャー企業でデータ分析をしてきました。今もデータ分析をしながら、少しシステム開発の見習いもしています。
最近、DXなんて言われるようになってきて、またまたデータを見る機運が高まってきてると思います。(AIやデータサイエンティストの時とは、もう少し軸足が移ってますが。)「DXの思考法 日本経済復活への最強戦略」(西山圭太, 冨山和彦、文藝春秋) の本でも、デジタル化による産業の変身が必要だと言われてると思います。そこまでじゃないけど、まずはEC化ぐらいは、しないといけないという人も多いかなと思います。
そうすると数値をみる機会が増えてきますよね。日々の売り上げは見れるけど、それ以上になると辛い、DAU?ARPU?リテンション率?何それ?みたいなことが多いと思います。
一方、ITベンチャーは何年も前からデータベースを自分で用意して、さまざまなログを貯めてんで分析をしています。そこから、前月の反省をして来月の施策に活かすというサイクルをぐるぐる回していてました。私もそんな会社の末席にいて分析してました。個人的な感覚として、意外と黎明館から必要な分析の仕方は変わってないです。
でも、今になって周りを見ると分析のキホンの「キ」すら、それ以外の業界にはなかなか伝わっていないな〜と思っています。そんな会社の内情を見ると、今までのデジタルを使った事業をしなかったから「データの貯め方は外注」「データの分析も外注」なんなら「施策も外注」と全てを外に任せてるところも多そうです。開発はもちろんですが、データ分析も同じで外注させて報告を聞くだけでは、いつまでたっても本当の意味でビジネスに活用することはできません。
だから、分析のキホンの「キ」を共有できたらと思います。触わらないとわからないと言われても、何にも指針がないまま数値だけ渡されたら、一歩も勧めないと思います。そのためにとっかかりを少しでも共有できたらいいなと思います。