[朗報] ロッテのエース復活!5/16〜5/21活躍選手紹介
5/16~5/21 4勝1分けと負けることがなかった千葉ロッテマリーンズ。この5試合でだれが活躍したのか気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は5/16~5/21の5日間で活躍した選手4名を紹介していきたいと思います!この記事はYouTubeでも紹介していますので、まだ見ていないという人は是非YouTubeのほうも見ていってください!
→YouTube動画https://youtu.be/Y5OOYtus4Kk
1 各種データについて
今回は活躍して選手を決めるために以下20点のデータを収集、比較しました。(今回の記事で出てこないデータもあります)
野手
打率
本塁打
打点
OPS
ISO
空振り率
三振率
スイング率
得点圏打率
次打率
投手
防御率
被打率
WHIP
B%
K%
BB/K
フライアウト率
スイング率
ファウル率
投球割合
上記のデータについては、ほかの記事で3~5個ずつ説明していますので、気になるデータや分からないデータがあればそちらの記事をご覧ください!度の記事で紹介されているのかわからないという方や記事で紹介されている説明で満足できなかったという方はコメントしていただければ、コメントにて対応しますので、コメントしてもらえると嬉しいです!
2 注目選手 野手
1人目 岡大海 選手
1人目は岡選手です。岡選手は今季、代打で出場することが多かった選手ですが、この5試合ではスタメンで出場し24打席で打率.300 0本塁打 4打点 OPS 0.814 ISO .150と絶好調でした。岡選手は特に得点圏などのランナーがいる打席で打つ事が多く得点圏打率 .333 次打率 .600と素晴らしい成績を残しました。また、岡選手はストレートを非常に得意としており、対ストレート打率が0.333(対左 0.500 対右 0.286)と非常によく打っていました。ストレート系を得意とする一方でスライダーやフォーク、チェンジアップといった多くの選手が決め球としている球種に対しての打率は0.000となっており対応できていませんでした、そのため、今後代打ではなくスタメンに定着するにはスライダーやフォーク、チェンジアップといった決め球に対応できるようにならなければなりません。現在ロッテの外野手は去年活躍した荻野選手や高部選手、これまで多く起用されていた藤原選手や山口選手といった、主力が怪我で離脱しているため、固定されていません。チームとしては厳しい状況ですが、今までスタメン起用が少なかった岡選手にとってはスタメンに定着するチャンスですので、主力が戻ってくるまでに活躍して、今季こそはスタメンとして活躍してほしいですね。
2人目 安田尚憲 選手
2人目は安田選手です。安田選手はこの5試合23打席で打率0.278 0本塁打 3打点 OPS 768 ISO 0.056と活躍していました。安田選手は出塁率が0.453 BB/Kが1.2(平均0.4)と非常に高く安打を打つ以外でも四球を選び出塁できていたのが素晴らしかったです。この2つのデータから安田選手の選球眼が非常に良いことがわかるのですが、この2つより選球眼の良さがわかるデータが1つあります。それは、コース別のスイング率です。安田選手はこの5試合でストライクゾーンのスイング率が70%と高いのに関わらず、ボールソーンのスイング率は18.4%と低かったです。このことから安田選手はストライクとボールをしっかりと判別してスイングすることができていたことがわかります。要するに安田選手は選球眼が非常に良いということがわかるということです。安田選手はなんやかんや言われながらも毎年キャリアハイを更新していますので、今年こそは同学年の村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)に負けないような成績を残してほしいですね。
3人目 廣畑敦也 選手
3人目は廣畑選手です。この5試合では2回ブルペンデーがありましたが、広畑選手は1回目に先発、2回目は2番手として出場し、合計5イニング投げて、防御率1.8 被打率.235 WHIP 1.2と良いピッチングを披露することができていました。対右打者に対する被打率が.400となっていることや、ボールゾーンスイング率が19.5%と低く、ボール球を見極められておりその結果BB%が10%(平均8.1%)となっていることが残念でしたが、対左打者に対する被打率が.167と低いことや、ストライクゾーンへの投球割合が52.3%と若干高く、ストライクにしっかりと投げることができていたのは素晴らしかったです。廣畑選手はブルペンデーとはいえ初先発で2回無失点、2回目のブルペンデーでは3回1失点の投球を披露しプロ初勝利を上げました。現在、ロッテの先発ローテーション6枠の内5枠は固定されていますが、(佐々木朗希選手、種市選手、小島選手。西野選手、メルセデス選手)残り1枠が固定されていないため、今後は先発として起用されるようになるかもしれません。
4人目 種市篤暉 選手
4人目は種市選手です。種市選手は5/16オリックス戦に登板し、9イニング投げて防御率1.0被打率.103 WHIP0.55と圧巻の投球を披露しました。この試合では、援護がなく勝ち星はつきませんでしたが、怪我をする前のエースと呼ばれていた時の種市選手が戻ってきたような投球内容でした。今回の試合では、K%が29%と平均より高かったことや、ボールゾーンに62球(56.9%)投げているのに関わらず、ボールゾーンスイング率が38.7%と非常に高かったことが素晴らしかったです。ボールゾーンのスイング率が高いということはストライクからボールになるフォークで空振りを取ることができていたということになります。種市選手はフォークを決め球としている選手ですので、このようにフォークの調子が上がってきているということは非常に良いことです。また、種市選手は今まで、ストレート、スライダー、フォークの3球種しか投げていませんでしたが、今回の試合でツーシームを投げました。これは、ただストレートがシュート回転していただけかもしれませんが、もしかしたら、新球種としてツーシームを習得したのかもしれません。種市選手はストレートの球速が147.3となっており、被打率が0.302(対左 0.308 対右 0.296)と良く打たれているため、球速がほとんど変わらないツーシームを習得していれば、ツーシームでゴロを打たせることや、ツーシームとストレートで相手を惑わせることができるようになるため、今後より活躍することができると考えられます。
3 まとめ
いかがだったでしょうか、今回は5/16~5/21までの5試合で活躍した選手4名の紹介でした。岡選手の外野手争い、広畑選手の先発枠争いなど、今後気になることが多くなってきましたので、楽しみですね!YouTubeにて今回の記事では紹介していない選手1名を紹介していますのでよかったらYouTubeのほうも見ていってください!では、皆さんまた次回お会いしましょう!We Love Marines!
解説してほしい選手等いましたら記事の参考にさせていただきますのでコメントしてくれると嬉しいです!
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