【WS】引き出しの話
ここ最近のぼくは″引き出しを増やす″練習をしている。
引き出しとはなにか・多いと何がいいのか
ここでいう「引き出し」とは、タンスとか机のアレではない。
「引き出し」というのは、カードゲームやら格闘ゲームやらで時たま″選択肢のバリエーション″という意味で使われる表現だ。
頭のなかにインプットされている選択肢すなわち″引き出し″の数が多ければ多いほど、いろいろ得をするので、それをさらに増やそうという練習である。
最適解にそもそも辿り着く確率が上がる
WSとはカードゲームであり、結果論は置いておくとして必ず1プレーごとの最適解が存在するゲームである。最適解に至るプレーが「そもそも思いつかない」のであれば最適解を導くことはできないわけだ。
「このパターンは良い」「これは特定の条件が揃わないと良くない」というサンプルをたくさん用意して、いざ特定の場面が来たときに、現状とそのサンプルとを見比べて「アッこれ進研ゼミで見たことある!」となれば、最適解への道は大きくひらかれることだろう。
で、その場面が多い方が最適解が取りやすいから、勝ちやすいのだ。
時間的な得がある
競技としてWSをプレーする場合、両者あわせて35分しか持ち時間がない(なんなら数年前は30分だったが)。
そんな中で、いちいち最適解を探すのに3分とか5分とか使っていたらどう考えても時間が足りない。
もちろんフリーの場だって、早い時間で考えがまとまるなら、1戦でも多く打てる。時間が有限である限りそのほうがぼく達にとってはお得なのである。
引き出しを増やす手段
カードゲームにおいて引き出しを増やす手段は、大きくわけて2つの手段があると思っている。
カード知識を増やす
至極当然なのだが、カードにそもそも書いてないことはできない。それがカードゲームだ。
WSでいうなら、パワー2500のキャラがパワー3000のキャラを倒すことはできないし、バニラのキャラが2回アタックすることもできない。
ここで、少しスケールを拡げる。デッキとはカード50枚の束なので、つまり「デッキに入っているカードに書いていないことはできない」。ということは、デッキによって可能なこと、不可能なことに違いがある。
違いがあるということは、自分のデッキおよび相手のデッキが「可能なこと・不可能なことを知ること」は非常に大事で、いまはそれを頭に入れようとしている段階である。
ようするにカードプールの知識をつけようということだ。
一般的なデッキについてこれをインプットできれば、相手のデッキに対して「やったら不利になること」がわかるし、こちらが手札から捨ててはいけないカードがわかったりもする。
また、これを発展させれば「とあるデッキに対する相性不利をひっくり返すカード」だったり「流行りのデッキに強いデッキ」だったりがわかるようになり、自分のデッキをよくしたり、新デッキを開発する上でとても役立つと思うので、できればここまで行きたい。
プレーの選択肢を増やす
これはもっと砕いて「色々なプレーを試す」ということだ。
思いつくプレーのバリエーションは多いに越したことはない。そのぶん比較するのが大変だけど。
ただ、勝利が求められる大会やCSでは「尖ったプレー」を意識的にやるのは難しいしリスクも高い(回数こなしづらい)ので、普段の練習でいろいろ試している感じである。
具体的な話
ここまでの話をまとめるとこうだ。
″引き出し″とは、選択肢のことで、僕はいま引き出しを増やすための練習をしている。
引き出しが増えると、なんかいろいろいい。
引き出しを増やす方法として、ざっくり″カードプールの知識をつける″と″プレーを色々試す″を試している。
これ以降では、引き出しを増やすためにぼくが実際にやっていることをもうすこし詳しく書いていこうと思う。
※以降は有料となります。興味ある方はぜひ買っていただき、ぼくにうどんをご馳走してください。とっても助かります。
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カップ焼きそばいただきます。今日も生きられるぞい