伝説の一日 とは

いよいよ本日2022年4月2日、吉本興業110周年の「伝説の一日」の幕が開ける。

今日と明日、二日間、なんばグランド花月にて4回ずつの興行を行ない、他の劇場ではライブビューイング、他にもオンライン配信や始まったばかりのBSよしもとでは裏放送も…

地上波ではテレビ大阪の西川きよしの特番を中心にMBSトミーズせやねん、 ABC過ぎるTV特番、関テレ東野ブラマヨ特番、読売今田のネタバレMTGと、お昼の時間の関西テレビ局を生放送でリンクさせる吉本ジャック!という力の入れようになっている。

自分も本日の3回目の公演に運良く?チケットが取れ、少しワクワクしている。2回の端の席だけど…。

ただ、その出演者の選出基準に少し不満がある。
昨日の深夜に急にカベポスターの浜田さんがインスタライブを始められ、今日の1日は予定がなく「お休み」とのこと。

え?と耳を疑った。
つい先日、ytvで優勝したばかりの2人が、引っ張りだこにならずに「お休み?」

読売テレビの第11回ytv漫才新人賞決定戦で優勝したカベポスターの2人は


浜田は「2位を獲りまくっているとき、マジで運とかその日の出来がデカいなと思いました。なので今まで腐らなかったのが報われたかなってちょっと思いました」永見は「確かに腐らんかったことが一番デカいですね。賞レースで準優勝やそれよりもダメな結果で終わると、家に帰って1人で『あー!』って叫ぶ時間があって。切り替えなあかんって思いながらもズルズルいっちゃって、このまま一生この気持ちは終わらんのかなっていうのがありました。でも、どこかでこれを止めて『よし、次に切り替えよう』という気持ちにできたのが勝てた要因ですかね」と分析した。--お笑いナタリーより

と。
腐らない2人だからこその結果と昨日のインスタライブでの「春と休みのためにみんな仕事を頑張ってるんです」という浜田さんの言葉が心に沁みた。

このような「あれ?」という出演者の選出は彼らだけではない。本当にガッカリしている。
もし今日の出演者でネタじゃなく「久々の舞台で漫才できるか…」とかいうヤツがおったらヤジ飛ばしてしまいそうだ。

NGKやマンゲキを月に何度も見ていると、成長する漫才と、そうじゃない漫才を区別できるようになってきた。

「このネタ見たことあるわ〜」と思わせてしまう漫才ではなく「このネタ、前より面白くなってるわ」と思わせる漫才をやる人たちがもっともっと世に出てもらいたい、そう思う。

この春までに今年の新作をおろした漫才師の方達も多いと思うけど、昨年までの自分達の一番のネタと、今の新作を見比べてほしい。
もちろん完成度は違うけど、昨年のイチバンを超えるワクワクはありますか?あなた方がワクワクしてないと僕達もワクワクしないんですよ。

伝説の一日なんて、ただのイチニチだから、それよりもあなたのイチニチでお客をワッと笑顔にさせるそんな漫才を作ってもらえればそれこそ最高の伝説の一日になると思うよ。

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